エロゲの感想などを書いている雑記(基本ネタバレ

名前通りですがネタバレ有りでエロゲの感想を中心に書いていく予定です。

乙女の剣と秘めごとコンチェルト

依夜

ビジュアルの初見はちょっとカッコいい側に倒しすぎかなと思ったけど個別入ってみるとちゃんと可愛さもありいいバランスに感じた。
むしろこのくらいのカッコよさでよかった。
言葉で伝えるのが苦手な依夜が神楽とか合宿を経て通じ合うようになって双闘でもいいコンビネーションになっていてバトルの盛り上がりもいい感じでした。
あと主人公を二人の時に男の子の名前で呼ぶシーンが多いのもこれまでのシリーズだと多くないパターン(だいたい女装の時の名前で言い続ける)のでそこも好き。
シナリオは長くないけどちゃんと盛り上がるところもあって十分満足。

クレール

エロイ子でした。
シナリオはそんなに盛り上がらなかったかなというところ。

梨理

メイン4ヒロインでは最高の出来。
過去作も主人公の男の子モードと女装モード両方で攻略してく流れがものすごく好きなので展開も好みなうえに梨理の可愛さや仲良くなっていく仮定がしっかり深堀されていて最高でした。
エロになると積極的でメスガキ的な感じを出してくるこの時期のトレンドをうまいこと取り入れているのも良いですね。
バトルは準決勝の流れがめちゃくちゃ熱かったですね。手に汗握る感じでした。決勝も良かったけどバトルは準決勝かなというところ。
姉の美実もいい味出してたしこの姉妹すごくよかったですね。でも主人公が男なのか女なのか梨理はすぐわかるけど美実は決めきれないみたいな関係性の深さの差を作ってくるあたりも良き。
クレールルートや依夜ルートをやっているとクレールが結局気が付いているところとか、依夜の良さもわかっているのでルートの良さがよくわかる。

杏奈

総じて杏奈可愛かったです。
準決勝がどうなる課はすごくはらはらしたし勝ってほしかったけど負けたのは意外。
すでに攻略完了している初恋の日向君と陽菜の両軸で攻めていく感じは好きで主人公から準決勝敗戦の後に積極的に正体を明かしていく流れはとても良かった。
そのあとはまあ普通にかわいいけどさほど盛り上がりはなかったです。
このルートの(も)つーちゃんはかわいい。

睦月(つーちゃん)

睦月(つーちゃん)めっちゃ可愛かったです。終わってみればこの娘(?)が一番。 振る舞いが女装男子っぽいなというところで予想はある程度あったけど実際にそうだったのでそうくるかーってのとそうでなくて普通にHシーンがあるのも見たかったなって願望するくらい可愛かった。
性癖ゆがみそうですねこれは。
シナリオも大変よく日向のおかげで歌うのを始めて好きだと思って続けられるようになり、
告白関係でやめることも考えたけど日向に歌を聴いてもらって、
いつか一緒に歌う日を夢見て10年頑張っていたという健気さ真っすぐさがすごくよかったですね。
先に女装がばれたつーちゃんの正直な事情の吐露に対して、主人公も真っすぐに答えて最高の親友になる流れはとても良かったです。
そこで終わらず舞台で歌手として二人で共演する流れも最後まで盛り上げてくれて最高でしたね。翌年騎士として一緒に戦って成果を出すところもぜひ見たいなと思いました。
ということで1年後を描写したアフターorつーちゃんが女の子になるFDおねがいします(切実

そのほかのキャラ-美実

どのルートでもいい動きをしていてビジュアルも良くこれは人気も納得のサブキャラ。
特に梨理ルートやつーちゃんのルートでは最高だった。軽いように見えて相手の状況をみて配慮できる超良い人。

そのほかのキャラ-宗千佳&ニナ

こちらもビジュアル大変良い。サブでこれはかえって罪作り。

全体を振り返ってとりとめなくつらつらと

全体的にそれぞれの設定がちゃんと用意されていてそれぞれのルートをやることで補完されている感じはとても良い。
小夜ルートをやっていると巫女で舞をずっとやってきた描写や言葉で伝えるのが苦手なタイプであることがきちんと説明されているので
クレールルートでクレールの動きに舞で対抗したり、梨理ルートで頑張って言葉を選んでいる感じが伝わってくる。
クレールルートをやると嗅覚のすごさのことが説明されていて最後の主人公との一対一で秘策を破っているのを見ているので、
つーちゃんルートでそれを破られて初戦敗退する流れも「あ、これ負ける流れだ」って思って見れる。
梨理ルートはやると小夜と美実の絆の強さやお互いに尊敬/影響を与え合っているのがなんかもわかるしそこも良い。
杏奈は子供のころの好き関係だと杏奈→日向→つーちゃんな関係で杏奈ルートで最初の→をやりつーちゃんルートで次の→が補完され全体に深みを出していてこれも良い。
剣も歌もどちらもこの3人を結びつける大事なものだなと改めて感じますね。