エロゲの感想などを書いている雑記(基本ネタバレ

名前通りですがネタバレ有りでエロゲの感想を中心に書いていく予定です。

想いを捧げる乙女のメロディー~あふれる想いを調べにのせて~ 感想

千夏

もうすっかり尽くすタイプの妻って感じで良かったです。
本編では余りそういう印象はなかったけどすごく家事上手で夫を立てるタイプなので本当に良い妻になれそうですね。
可愛らしさがとんでもなくてTHE乙女って感じでした。

瑞穂

本編が完成されすぎていたので終盤以外はホントイチャついてだけの印象(それはそれで可愛くて強いのですが)。
でも再度のお別れシーン良かったし、ナース服Hも良かったしまあ満足。

沙耶香

序盤のデート待ち合わせかわいい
あとシュールフェストで演奏に混ざるやり取りとかすごく良かったです。みんなとの温かい雰囲気に感動しましたわ。
本作ではここまでだと一番いい内容だったと思います。

琴音

エロ多めだし可愛いし、相変わらずみさきさん好き好きオーラがすごいし満足度高いです。
遠くからでもみさきさんのピアノの音を聞き分けて駆けつけちゃうのも相変わらず流石ですね。

美亜

本編で一番気に入ったのでラストにとっておいたけどめちゃくちゃ強い。
序盤は本編ラストの続きで押しかけ妻して旦那様って言ってみたり、料理(日本でめっちゃ勉強しておいて)を作ってみたりするのがもうすでに可愛すぎる。

いずみとコラボしてのコンサートの練習は美亜自身のかわいさももちろん強く出ているけど、乙女シリーズの主人公パッチのミニ版みたいな感じもあり笑える要素もあってよかったです。
これがあったからメロディーは主人公パッチなかったのかな?
アリア好きとしてはこれだけがっつりコラボしてもらえると嬉しさでいっぱいです。
最後にとっておいてよかったルート

Hシーンも1回目本番の胸の谷間の寄せられ方とかすごくHだし、構図の強さも素晴らしい
2回目もいい感じだし、本編にもあったよだれや表情差分の巧みさも素晴らしかったですね。シーン数こそ少ないけどCGの出来栄えとかの密度が濃いなと思いました。

想いを捧げる乙女のメロディー 感想

いつもどおり攻略順に感想

琴音

主人公のみさきが男だってわかってから、誘惑作戦を始める積極性が大変良かったです。
みさき先生大好きすぎる感じも大いに伝わってきて、かわいいなあっていう感じです。 ビジュアルも良くてHシーンもいい構図のものがあり良かったと思います
ストーリーは急にドイツでの先生が来訪して辛辣な発言をしてきてというのが終盤の流れですが、琴音との絆でのりきったの良かったし、ほかの子もみさきのために怒ってくれるのが良かった。

あとストーリーの途中でロンドの珠音の妹だっていうエピソードが出てきて言われてみれば苗字が同じだねってなりました。 ロンド好きとしては嬉しい設定ですね。

瑞穂

こちらも良き。
ストーリー的に瑞穂も一翼だった去年のクヴァルテットが野外音楽祭で復帰という盛り上がる展開があり、
みさきの夢である父のピアノをシュールフェストで弾けている喜びも存分に表現できていて本当に良かったねという気持ちになれる。
野外音楽祭がメインテーマになったのでアインズの4人の演奏だけではなくツヴァイのメンバーや他の人の演奏に関する描写も丁寧でそのあたりも好感が持てました。
お別れの挨拶で皆がみさき先生が去るのを惜しんでくれるのも嬉しい描写です。

女装バレに関しては琴音ルートの夜遅いし大丈夫と思ってお風呂に続いて、自室の鍵を締め忘れてバレるという迂闊さ2連発で笑ってしまいました。
バレてもそんなに冷たくもされなかったし、割と早くくっついていちゃついてくれたので気楽に読み進められました。

千夏

父のピアノは弾けなかったけれども、それとは別の大事なものを見つけてつなげていくルートでこれはこれで納得感がありました。
千夏は男モードのみさきに惹かれていく流れで、これまでの乙女シリーズでもこのパターンが好きな自分としては当然大好物でした。
フォルテ(犬)の散歩を通して見せる女の子としてのかわいさが最高でしたね。
物語の大きな転機となった夜の散歩での酔っぱらいとの対峙は、社会人としてはあれむしろ酔っぱらいのほうが今後の人生やばいでしょって思ってしまったのでちょっともやもやしましたし、みさきがピアノ弾けないのと二人が演奏できないのがすっきりしなかったのですが、
作中の二人はそれでも前を向いてシュールフェストの成功に貢献していくのが本当に強いと思いました。
最後の二人での演奏も、この先も二人で支えあっていく感じがする描写もすごく良かったので満足でした。

美亜

唯一ツンツンしてた子ですが、打ち解けてくるとめっちゃ可愛かったですね。
ピアノもどうなるかと思ったけど連弾という新発想でみんな幸せになれた。
ちょっとレズっけでもあるのか女の子のみさき先生にもドキドキするところとかもかわいい。
正体は看病中にばれるという珍しい流れでバレたけどこれまで重ねてきた音楽が二人を結果としてより強く結びつけた。といったところですかね。

Hシーンは全体的に良い構図が多く、目に涙を浮かべたりよだれが垂れていたりと表情もまた良かったのでvery goodでした。
下着が黒下着なのも意外性があるけどまた良い。

沙耶香

(苦労はあったものの)シュールフェストの準備が男バレ抜きでも一番仕上がっていった感じでしたね。
沙耶香天才か?って感じだったし、指揮も教えられるみさき先生もすごい。 「あれ?これこのままフェス本番行けるのでは?」という流れで、どうやって付き合い出すのかと思ったらフェス前日に良い展開が待っていて満足できました。
1ルートくらいは自分から正体を話し出す展開が欲しかったので待ってましたという所。
沙耶香も当然のようにかわいくてそういった意味でも満足しました。

お嬢様は素直になれない 感想

いつもどおり攻略順で。

柊木 恵梨香

男性苦手タイプがデレるのがちゃんと可愛く表現できていたと思います。
会長としてしっかりしているところもあれば、恋人同士としては甘えてきたり嫉妬してきたりというギャップが見事で作品のコンセプトに合っているなあと思いました

神宮寺 美紅

おもったよりエロエロな人でした。
とはいえ内容的にはあんまり盛り上がった気がしない。

近衛 六花

私服と制服の絶対領域が眩しい義妹キャラ。
ビジュアルも好きだし、可愛い性格してたし好きになれましたね。
素直になれてないかというと割と最初から素直でしたが、かわいいし問題なし

緋神 久遠

雪那という恋のライバルが出現したり、ガードとしての主人公の活躍がしっかりとあったりとシナリオ面では一番充実していたと思います。
久遠もスイッチが入るとすごい素直だけど、普段は照れが入ってしまうあたりかわいいキャラになっていたと思います。
あと雪那ちゃんめっちゃ可愛かったから攻略したかったですね。

壬生 なつき

めっちゃ可愛かったです。幼馴染は強い。
可愛すぎてあっという間に終わってしまった気がしますが、なつきも主人公もガードとして活躍しててよかったと思います。
シナリオ的には久遠が一番良く出来てたと思うけど、キャラの好みとしてはなつきが一番ハマりました。

乙女が彩る恋のエッセンス~笑顔で織りなす未来~

どの娘も本編の良さを引き継いで可愛かったです

本編メインヒロインの中では芹香を一番最後に残したけど、やっぱりあの一生懸命なところと尽くすところと千弘様大好きすぎるところが最高でしたね。

あと本編で最高だった学園長のアフターストーリー用意されていて、こちらも心温まる内容で申し分有りませんでした。ありがとう。

乙女が彩る恋のエッセンス

いつもどおりプレイした順番に感想

氷堂芹香

キャラクターもシナリオもとても良かったです。 姫を目指して努力を重ねている様子に好感が持てるし、目指している理由が優秀な姉を超えたいとか姉のようになりたいとかではなくて(最初はそう思ってたかもしれないが)、自分なりの良さを見つけたい、そんな気持ちで姫を目指すようになっていく様がとてもいいなと思いました。 そんな彼女が姫に選ばれたあとのスピーチは成長した芹香の気持ちを見事に伝えられていてとても素晴らしいものでした。 ストーリーも姫を目指して票集めを頑張るような展開ではなく、自然に芹香が成長していき、そんな芹香の素晴らしさをハプニングから発生した機会を通じてみんなが見て、それに感動して自然に選ばれていく、そういう流れだったのも良かったです。 あと尽くす感じなのと、凄く情熱的で好きになったらもう一筋な感じなのもキャラとして気に入りました

恋愛方面では女装モードの主人公に純粋なあこがれを持ちつつも、料理教室で男性としての主人公に異性として惹かれていき、そして結ばれていくという展開が非常に良かったですね。 勇気を持って告白した芹香に対して(一瞬戸惑いはあったものの)秘密を明らかにした上で答えていく主人公も格好良かったです。 二人の心理がきれいに表現されているストーリーでした。 タルトタタンのエピソードもまた素敵。

初手からこんなにいい娘のルートをプレイして大丈夫だろうかというくらい満足度が高かったです。

千原乃亜

妹に女装を隠したまま過ごしていくという変わったパターン。 女装中の主人公を素直に慕っている様が可愛いし、目標に向かっている様子も好感が持てるし、兄好きトークしている様子はたまらないし非常に良い感じだったと思います。 女装のバレ方は久々にものすごく迂闊でしたね。 乃亜とちょっと話がそれるけど、学園での最終日エピソードで芹香とお別れトークしている時に芹香ルートを思い出して感傷に浸ってしまいました。 あとお出迎え祭でまなみちゃんがちょっとだけだけど出てきて嬉しい。

牧瀬皐月

年上にリードされる感じが良い。そして前作の佳もそうだったけど年上キャラは勘が鋭くてあっさりと男だって気が付きましたね。 期待通り主人公を良い意味で振り回して、成長もさせていってくれる良キャラでした。 芹香好きとしては芹香と同率一位でのあの決着も良かったですね。

夏目あかり

明るくて気さくな子なんだけどリーダーとしての振る舞いに思い悩んでいる姿が人間味があって好きになれました。 でも成長して優しいまま良いリーダーになっていて素晴らしい成長物語でした。 姫に選ばれたときのスピーチは芹香とは真逆の大泣きスピーチだったけどこれはこれであかりらしさが出ていて良いなと思いました。 女装バレはあかりルートも迂闊な感じでしたね。あと結構強めに男であることに抵抗を見せていたのがかえって新鮮に見えました。

天城咲夜

非常に良かったです。 美人だしデレたらめちゃくちゃかわいいし、仕える相手というプレミアム感もあるし最高の一言。 女装バレした時めっちゃ怒られましたが、他人に頼ろうとしない咲夜に敢えて踏み込んで無理矢理にでもお手伝いをし続けていつの間にか信頼を勝ち取っていたのが勝因ですね。 デレてからの咲夜は本当にかわいいしそれでいてちゃんと高貴さも持ち合わせていて圧倒的強さ。ドレス姿もとても美しい。 終わり方もきれいで皆に惜しまつつも快く送り出してもらえる終わり方でセンターヒロインのシナリオとして納得感のある終わり方でした。

学園長

なんとなく学園長って主人公が女装してるって知ってるんじゃないかなって思ったけど、それは当たりでそれどころではなかった。 本編での何気ないやり取りの裏に隠された学園長の心境をみていると涙するしかない。 母親だって名乗れて本当に良かったね。その後のやり取りも心温まるやり取りで本当に良かった。直人も名前の通り真っ直ぐな子に育ったねって心底思いました。 短いストーリーだけどensemble作品で一番感動したストーリーだと思います。ありがとう。

恋する気持ちのかさねかた 感想

プレイ順に簡単に感想

朱子

うーん短い。とりあえずエッチだった。

美桜

美桜にとってもの問題に向き合うってよりずっとイチャイチャしてた印象だけどまあ可愛かったです

由希江

めっちゃエロかったです。あと主人公のクレーム対応力がすごい。

沙織

主人公と兄とのカード勝負が良かったです。 あんなにおっぱい大きいのにパイズリ無いのが無念。

ひより

一番良かったのではないかと思います。 ひよりの父は最終盤まではあんなキレて周りの見えてない人が商社の社長とか大丈夫?って感じでしたが最終的にはきれいに終わったし良いエピソードでしたわ。

総合的に

全体的に付き合うまでの流れが早すぎてあんまり気持ちを重ねられている感じがなかったですね。 可愛いキャラ多かったしもうちょっと掘り下げてもらえればなあというところ。

月の彼方で逢いましょう 感想

いつもどおりプレイした順番に感想

日紫喜うぐいす

スクール編

特殊な病持ちという事情があって主人公に対しても色々躊躇してしまうけど普通を望むうぐいすとの素敵な恋愛でした。 そういううぐいすを受け入れることのできる主人公とても良かったし、うぐいすのおかげで作家の才能を開花させる展開も良かったと思います。 あと、うぐいすを卒業させようと頑張る様子もとても格好良かったし、周囲の協力もすごく温かいなあと思ってみていました。 スクール編で登場したwixiのフレンド登録未受理が後々の布石になっていてもう何も言えない。 アフター編をやる前だとこれだけでも「ああいい話だな」って思うんですけど、afterまで終わって振り返るとまたなんとも言えない気分です。

after編

序盤はとても幸せで二人の仲も仕事も順風満帆な穏やかな時間が流れていましたね。本当に幸せな空間でした。 温泉旅行のやり取り(あれおそらく伊豆の本当にすごい温泉ですね)や周囲のサポートもすごく温かいし、円や賢斗が大成しているのもなんとなく嬉しい。

そこからまた病気の話で急展開するけど、辛いなりにちゃんと前を向いていたし、うぐいすの小説も心に響く物があったしここまででもすごい満足度でした。小説とwixiが強烈でした。 これで終わりかと思いましたがそこからエンデュミオンによる新しい未来の展開でまた痺れました。 正直途中の悲恋終わりでもいいかと思いましたが、最後まで見るとこの終わり方が一番良かったと思いますね。 あまり病気や死をテーマにするものは好きではないのですがこのルートは良かったと思いました。

あとafter編が本編の6年後で灯華ルートは8年後っていうのもあとから思い出すとちゃんと考えてるなあって思いました。 その辺ちゃんとしていないと他のルートでうぐいすがどうなったのか気になってしょうがないですしね。

倉橋聖衣良

スクール編

ここだけだと完全にロリ枠ですが、聖衣良の前向きな感じはすごく好感が持てますね。 子供っぽいところはたくさんあるけど、子供ゆえの葛藤というのがよく描けていたと思います。

After編

序盤は完全に押しかけ幼妻感があってすごい可愛いと言うか最高だった。気持ちの良いアタックの仕方でしたね。スクール編ラストの約束を守ろうと努力しているところも、それを押しかけ女房で実現しているところもすごい。 仕事に疲れた一人暮らしの社会人エロゲーマーはこういう子が家に居てくれたらなあと思うんじゃないかなってくらい理想的。

そんな理想的な生活ではあるのですが、子供の頃からデザインというやりたいことに向けて努力を続けている聖衣良をみて、 夢を諦めている自分を惨めで申し訳なく感じる主人公の心理描写が違った意味で夢ややりたいことなんてすっかりやらずに社会人として過ごしている私にもすごく響きました。 聖衣良も主人公がそういう状態なのは理解しているのでズケズケと踏み込まずにちゃんと気を使っているあたり素晴らしいと思います。

付き合ってからは主人公もすごく前向きになって最終的には夢を取り戻す流れになっていてそこも良いなと思いました。 先にうぐいすルートをやっていたので幸せ絶頂に見えてこのあと鬱展開からのエンデュミオン登板があるのかと思いましたがそんなこともなく平和に終わってそれはそれでよかったです。 全ルートが重すぎるのも疲れますしね。

ビジュアルもAfter編の聖衣良はとても良くて好きですね。エロシーンも良い。

月ヶ洞きらり

かなり個性的な天才作家さん。 ビジュアルがすごく美人で蠱惑的、でもってH方面もオープンなのですごく色気ありましたね。 サブヒロインだしあまり内容に期待はしていませんでしたが、おじいちゃんの遺作プロットをもとにした小説の展開がしっかり盛り上がって、会社私物化している常務の鼻を明かしてスカッとする展開もあり楽しめました。

佐倉雨音

スクール編

主人公がゲーム重課金者のダメ人間になっていてやばい。 付き合ってから別人のように甘えてくる雨音がかわいいといえば可愛いのは良いのですが、付き合うまでが流石に長過ぎるかなという印象。 うぐいすや聖衣良ルートが長すぎず綺麗にまとめていただけに、長々と続く詳細なネットゲームプレイ展開などにかなりダレ気味でした。 これも伏線でAfter編で感動させてくれればって思ったのですがそこままででもなかったですしね。 まあこの長さもある意味「ああ、toneっぽいですね」って思えなくもないですが。

あとは雨音の両親はメッセージを残すにしても、そんな分かりにくい言い方しなくてもって思ってしまいましたね。 「大佐を消すように依頼したのは私ごめんね。」って言われてもね・・・。

After編

こちらは程よい尺で綺麗にまとまってたと思います。 雨音の両親との再開は感動しましたね。すごく両親に愛されていた娘で両親も覚悟を持って生き抜いたんだなって思いました。 あと、最後までやるとスクール編で雨音の両親があやふやなメッセージを残したのも納得できましたね。 情報源が未来の雨音ならあんまり具体的に言うと幸せだって言っている雨音の幸せを変えてしまうかも知れませんからね。

岬栞菜

ぱっと見ビジュアルがあんまり好きじゃなかったのであまり期待していませんでしたが思った以上に可愛らしかったです。 夢見がちなところとかちょっと妄想癖があるところとかすごく良かったですね。 スクール編のメインヒロインたちよりある意味初々しい反応がすごく可愛いかったですわ。

シナリオ展開も漫画家と編集の関係からすれ違いを経て恋人通しになっていく展開がもどかしさはあるものの面白かったです。 栞菜の恋愛経験の広がりがそのまま漫画の出来にも反映されていくのもまた面白いですね。

松宮 霧子

設定年齢の割に美人で若々しすぎる見た目なのはエロゲあるあるだとして、行き遅れた仕事のできる女感はバッチリあってキャラ立ちしてたと思います。 小説の話で盛り上がったり、仕事でもちょっとだけ協力し合えたり、職場で頑張ってる姿にお互い惚れ直したり社畜的には夢のあるエピソードでしたね。 バー飲み描写とかも大人の恋愛観あってよかった。ガチ婚活っていうネタも面白かった。 仮恋人期間が終わってお互いが気持ちを持て余す展開を想像していましたが、そうはならず主人公が終盤はガンガン押していく展開だったのも少し意外性があってよかったです。

新谷 灯華

ビジュアルが最高に美人でCVも風音様だったので購入動機の殆どを占めていたヒロイン。 きらりとはまた違った方向性で色気があり、立ち絵や普段の振る舞いからしてもうなんかエロいです。 あと捉えどころのない飄々とした魅力があって良かったですね。でも可愛いところもちゃんとある。

Afterでちゃんと個別入りすると灯華のやろうとしていたことが分かって過去(スクール編)と現在が大きく変わってきていきます。 灯華のやろうとしていること復讐だということもありそれに対する不安と、言うことを聞いてくれない過去の自分に苛立ちながらも、 電波塔の少女の成功で明るい展望が見えてくる現在がどうなるのかが並行して進んでいく先の読めない展開もハラハラしてよかったですね。 最終的には色々丸く収まってよかったです。最終盤は過去の話がどうなるのかが気になってしょうがありませんでしたが。

Hシーンもいい感じ構図が多くて満足度高かったです。強いて言うなら制服をはじめとした着衣でのHがなかったのが残念か。 いずれにしても最後に灯華をとっておいてよかったと思える内容でした。

全体的に思うこと(2019/7/15追記)

過去作からの変更

  • 星織は比較的今作に近くスクール編、アフター編の二本立てでヒロインとの絆が長い時間をかけて育まれていくのがじっくり楽しめるゲーム
  • 銀遥はそれをさらに深めて中学生編まで加えた感じでした。
  • 今回はスクール編→アフター編だけだと星織と変わらないんだけど、過去の自分にメッセージを送れるという奇跡要素を混ぜて来ていてそのあたりが今までとは一番違うところかなと思います。
    • 奇跡要素はあるのだけれども、それによって過去や今を簡単に自分の都合のよいように帰ることができるわけではなく、四苦八苦しないといけなかったあたりは安易ではなく良かったと思います。
      • エンデュミオンが深く関わってっくる灯華、うぐいす、雨音の3ルートはそれぞれ以下のように主人公の選択が違っていて、どれがベストということはないけれどもそれぞれの違いを考えたり、自分が過去の自分にメッセージを送れるとしたらどうするかとか考えると楽しそうですね。
        • 過去の自分がヒロインに積極的に関与して過去を変えていく
        • 過去の自分とヒロインの繋がりをなくすことでそこから新しい未来を作る
        • 今の幸せを選びあえて過去と今を変えようとはしない
    • 銀遥で魅力的なサブキャラが多く、攻略できないことを残念に思った人も多かったと思いますが、今回はアフター編限定のヒロインも居てそのあたりの要望も汲み取ったのかなと思いました。
    • 銀遥の大抵のルートで不在だった男友達キャラが復活したのも嬉しいところですね。
    • 長さは体感的には明らかに過去2作よりは短かったと思います。これが良かったのかどうかはなんとも言えませんが、個人的にはこれくらいの長さのほうがプレイはしやすかったと思います。
    • 星織や銀遥の良いところを継承しつつ、新しい軸を出していこうメーカーの努力が感じ取れた気がします。

どれが好き?

  • 初恋1/1:致命的に苦手なキャラが居るので・・・。今振り返ると面白かったルートも多かったし荒削りながら悪くはなかったんですけどね。
  • 星織:スクール編、アフター編の二本立てもの開始。ヒロインが魅力的なものよいけど主人公が万能ではなくちゃんともがいて挫折もしているあたりが好き
  • 銀遥:中学編効果は絶大。でも主人公が万能すぎるあたりはちょっと・・・。べスリーや瑞羽ルートは良かったですけどね。
  • 今作:こうやって書いてみると星織に比較的近いかな。でも全く違った世界観だし、違ったものが楽しめたと思います。

結論は出なかった・・・。