エロゲの感想などを書いている雑記(基本ネタバレ

名前通りですがネタバレ有りでエロゲの感想を中心に書いていく予定です。

フローラル・フローラブ感想(ネタバレ

サガプラは花咲面白かったので今回もやってみようということで買ってみました。
 
キャラ別にシナリオ感想
アーデルハイト(あーちゃん)
ぐーたらなんだけど、実は色々考えてるあたり良かったです。
照れる時とかはぐーたらじゃなくて可愛い反応してくれたり、Hは割と積極的なのも良かった。
付き合う前後の積極性も良かったけど、主人公が過剰に鈍すぎ(鈍くあろうとしている感じか)って若干イラッと来るシーンも。
シナリオはちょっと短いかなとも思いますが、終盤には盛り上がるシーンもちゃんと用意されており、綺麗にまとまっていたと思います。
 
こはね
聖人のように優しく、最初から攻略完了しているくらい主人公との好感度が高かったのですが、
話中に出てくる過去のことなどを聞くとそれなりに背景があってのあの好感度だと思えて良かったです。
話はなんか急にモーセいなくなったなって感じはありますが、それ以外はまあ普通に読めました。
主人公の生い立ちの話もかなり出てきて、あーちゃんルートより物語の背景に迫っていた感じがありますね。
 
キャラはさっきも書いたとおり基本的には聖人のような感じで包容力がすごいです。
その分遊ぶ時に童心に帰ったかのようにはしゃいだりする様はギャップがあって可愛かったと思います。
 
キャラとしてはちょろかわいい感じでよかったと思います。
ただ、禁断の関係を教会に問題視されるというのをシリアス要素として持ってくるなら、
司祭&司教に申し開きした直後に愁を抱きしめようとする主人公(未遂だけど)とか、
名目は作っているけど写真取られたら言い逃れできなさそうな実質デート行為をしていたりとか軽率な行動が多いのがなんともすっきりしなかったです。
特に主人公側あれだけ悔やんでたのに全く反省の色が行動や言動に現れてないし駄目でしょって思える。
まあそんなこと言ってたらイチャラブできないよ という話になるので細かいことを言い出しても仕方ないことではあるのですが、
どうせなら別の要素をシリアス要素にすればすっきり出来たかなあと思いました。
 
夏乃
シナリオに大変読み応えがありました。
七緒との共通パートの三角関係時はそれぞれの可愛さがよく出ていて、どちらも可愛くてとても悩ましかった。
そして、個別入ってから他のヒロインたちの支援を受けながら試練に備えて特訓する展開も良かったし、一度負けてからの逆転劇も良かったと思う。
深春はきたないさすが大人きたないって感じを受ける人もいるかもだけど、言ってることは社会人的には正論だし納得の行く流れでした。
キャラとしては夏乃可愛いしメンタルすごく強かったですね。個別ルートでも魅力的でしたが、他のルートでも主人公を再優先に考えてくれる強さをとても感じました。
 
七緒
最高に可愛かった。
夏乃との共通パートまでの段階でも一番かわいいなと思えました。
共通パート後のガールフレンド期は
「好きって言ってもらえるような子になるから」
「電話するのに一時間悩んだとか」
など蕩けるような発言が多く、さらに可愛さ増量していて本当にすごかったですね。
ただ七緒がすごく可愛いからその反動で煮え切らない主人公にいらいらすることも多し。
過去に色々あったという設定の主人公とはいえ過度に鈍すぎたかなと思います。
 
恋人になってからも当然ですが申し分なく可愛かったです。終始可愛かったのでうまく形容する言葉が思い浮かばないくらい・・・。
エピローグのCGとか本当に幸せそうにしていて実に良かった。
 
シナリオ的には最後の方は沢城や七緒母との話も出てきてちょっとシリアスでしたが、
そこまで重くないし綺麗まとまっててよかったと思います。
夏乃との親友関係が最後の方にちゃんと復活するのも嬉しかった。やっぱり夏乃は強いなあと思いましたね。
 
可愛いのももちろんなんだけど、主人公を幸せにしてあげたいって気持ちを強く伝えてくれたり、夢に向かって真剣に取り組んでる様子も魅力的でとても良いヒロインだなと思いました。
 
莉玖
シナリオはこれまでの総決算みたいな感じで夏乃とはまた違った方向性で読み応えがありました。
だいたい夏乃ルートで物語の裏事情は理解したかなと思ったけどまだまだ先がありそのあたりもすっきりしていく感じです。
これまでのルートでの断片的な情報が集約されていく構成は見事だったと思います。
あと利成、柳蔵、深春といったサブキャラの魅力もより引き出せていたなと思います。
 
ただ、物語としては確かにも面白かったのですが、4ヒロインとのフラグを意図的にへし折っていく展開は内心ちょっと複雑でした。
特に七緒ルートをクリアした後、間を置かずに莉玖ルートをプレイしたのでなかなかに辛かった。
 
主人公について
鈍感すぎるとかその言動はないだろってイラッとすることが結構多かったです。
なので、共通パート時点での主人口はあんまり好きになれなかったです。
生い立ちとか色々あるんですよとはいえ、それにしたってすっきりしない振る舞いがどうしても気になってしまったんですよねえ・・・。
決めるところは決めるので格好いいところはあるし、個別に入れば改善されてくるのでそこは良かったと思いますが。
 
エロ関係
中/外とか口/顔の選択肢がなく1回のHシーンで2回は出してくれるのでどちらにも出せてよかったと思います。
 
 
まとめ
どのヒロインも十分に可愛いし、シナリオも夏乃と莉玖あたりは読み応えあるし七緒ちゃん可愛すぎるしなかなか楽しめました。
主人公がもうちょっとすんなり好感持てる感じに仕上がってたら申し分なかったけど十分なできだったと思います。

千恋*万花 感想(ネタバレあり)

ということで感想です。ネタバレしまくりなので避けたい方はご注意ください。

 

 

シナリオ感想

#全体的なシナリオや設定

伝奇物としてよく設定が練られていると思います。

基本的には朝武家に代々呪いが続いており、祟り神が発生するのでそれを祓わないといけないという複雑ではない掴みなのですが、呪いや祟り神の発生及び叢雨丸が誕生した経緯などしっかり設定が作りこまれていて、それが各ヒロインのシナリオで徐々に明らかになっていく過程がとても面白かったです(まあ大体の経緯はレナルートで明かされるのですが)。

物語のすべての背景を理解したあとでもう1度プレイすると新しい発見がありそうですね。

 

#芳乃ルート感想

このルートは物語の謎に迫るというよりは呪いの被害を最も直接的に受け、更に自分の存在が両親を含め周りを苦しめているとずっと自分を責めてきた芳乃が、人並みの幸せを自分から望むようになり、だんだん幸せになっていく過程を穏やかな雰囲気で楽しめると思います。

Chapter5の最後の方では呪詛が再発し先行き不安になりますがそれも長くはないですしね。 

 

ただ、最も物語の謎には迫っていないルートなので、物足りなく感じる人もいそう。

謎解き的なところはレナルートが十分にやってくれているので、芳乃ルートはそれとはまた違った楽しみ方をすれば良いのではないかと思いますが。

エピローグで男の子が生まれたのは本当に呪いから開放された象徴になっていて、実はまだ何かあるのではないかという不安を払拭させるいい終わり方だったと思います。

 

私としてはこれまで苦労していた芳乃が人並みに幸せな日々を送っている様子を見るともうそれだけで満足。あと、全ルートやったあとにChapter5-5で叢雨丸が協力してくれるのをみると感慨深いものがありますね。

 

#茉子ルート感想

芳乃の護衛やお世話を最優先していた茉子が護衛の必要もなくなり、恋をして女の子になっていく様が茉子の魅力を十分に引き出して展開されていると思います。

祟り神との戦いがなくなって自分のやりたいことを探していくところは芳乃ルートに近く、コマ関係の話が出てくるところはレナに近いかなあ。

どんどん変わって可愛くなっていく茉子を十分に堪能できました。

 

#ムラサメちゃんルート感想

街のみんなで町興しという共通の目的のために頑張りつつも、その中軸は主人公というストーリーがすごく好みで楽しく読ませて頂きました。

なんといっても主人公が奉納の儀のために頑張って自信を深めていく様子がとても良かったです。頑張っている主人公実にイケメン。お祖父ちゃんもとてもよいキャラでした。

 

#レナルート感想

物語の核心に最も迫る内容で大変読み応えがあり、本作品の中でシナリオとしては一番良かったと思いました。

ほかルートでははっきりしなかった、祟り神(コマ)がどうして朝武家を呪うようになったのか、叢雨丸がどのようにして誕生したのかなど気になる点が丁寧に描写されていて良かったです。

 

また、憑代の記憶の内容がちゃんと茉子ルートで出てきた内容と整合性が取れていて、茉子ルートをやったあとだと「あぁ、あの会話の背景にはこういう事があったのか」と思いました。レナルートをプレイした後に他のヒロインのシナリオをやり直したらまた違った視点で楽しめるかもしれませんね。

 

あと「~日本を勘違いしているか会議」のネタは笑っちゃうけどなるほどって思えるテーマでよく考えられているなと感心してしまいました。

 

#芦花&小春ルート感想

メインヒロインルートとは違って呪いの話とか全然出てこないので気楽に楽しめるシナリオでした。気軽とはいえ、新商品開発の時に色々味に工夫を重ねるという話だけではなく、原価的な話も出る辺りちょっとしたこだわりが伺えてそこも良かったです。

 

キャラクター別感想

#芳乃

最初は壁を作っていた芳乃がおもいっきり甘えてくれるのが最高に可愛いです。

幸せすぎて芳乃本人が後で恥ずかしくなってしまうくらいに甘いセリフをいっぱい言ってくれるのも良かったですね。頑固なところや生真面目なところも芳乃の場合チャームポイントに思えました。

もともと不幸な運命を背負ったヒロインだっただけに、お昼のお弁当を一緒に食べているような何気ない甘く幸せな日常生活の描写がとても素晴らしい物に思えて、ずっとこんな芳乃を見ていたいし、幸せになってほしいなあと思える娘でした。

 

#茉子

序盤の鮎を食べるシーン(かき上げているのがとてもドキドキする)を見た時は主人公を性的にからかってくる割合が多いのかなと思っていましたが、むしろ照れ屋要素が全面に出ていて大変可愛かったです。恋というのが大きなテーマだっただけに茉子とのイチャラブが存分に満喫できて満足できました。

あとラッキースケベイベントも多いし、斬新なシチュでのオナニーもあったしエロ方面でも頑張っていたと思います。

 

#ムラサメ

年齢X00歳overですが、見た目相応の可愛らしさもちゃんと出してくれていて良さが十分に出ていたと思います。あまりロリキャラは得意じゃないですがコミカルさも可愛らしさもあり好きになれるキャラでした。

 

#レナ

個別入ってからのストレートな感情表現が他のメインヒロインとは違う方向性で可愛くて良かったです。また可愛いだけではなく芯の強さも持ち合わせていて好感が持てるヒロインになっていたと思います。

 

#小春

可愛いけど妹スキーではないので攻略対象キャラとしてはそこまでって感じでした。

 

#芦花

序盤からサブキャラとは思えないほど綺麗かつ可愛かったです。

年上のお姉さんの色気あるし、可愛いところもあるし、Hシーンは良かったし大変良かったです。

 

#廉太郎

見た目はイケメンだしいいところもあるんだけど、行動イケメン度合いが低くて残念。

ヒロイン勢とお近づきになろうとするサブキャラはドラクリ以来久々である意味新鮮でした。

 

#朝武康晴

優しくてとても良いお父様。こんな父親がほしい。

 

#玄十郎

 厳しいところも含めて古き良きお祖父様って感じがします。見た目も渋い。

 

 

 

#主人公

とても格好良かった。女の子たちに戦いを任せるのではなく叢雨丸を携えて戦いに向かったり、鍛錬を積んで必要な努力をするあたりが特に良い。

あとちゃんと欲望(エロ)に忠実なのも良かったと思います。

 

#朝武秋穂&外国人女性A

声優さん的に嬉しいサプライズ。

 

イラスト(通常CG)

相変わらず素晴らしいCGばかりです。

芳乃は2枚目、4枚目のCGが特に好きです。あと8枚目のCGは今までにない構図で斬新でした(これ芳乃は真剣なのだろうけどどうしてもおっぱいに目が行ってしまう)。

茉子は2~5枚目のCG全部好きです。可愛かったりエロかったりと良い物豊富。

ムラサメちゃんは月を見上げているのと、川遊びしているのと、ラストの制服着ているのが良かったです。

レナは5枚目と8枚目が見えそうで見えないおっぱいが強烈で大変良かったです。

芦花は1枚目、2枚目ともに色っぽくてよかった。

 

エロ

今回も十分実用的。

芳乃は1枠目と4枠目が特に良かったです。巫女服と黒ストは素晴らしい。

茉子は5枠目と6枠目が特に良かったです。忍者服とスパッツは素晴らしい。

ムラサメちゃんはキャラとしては好きだけどエロシーンはあまり興奮せず・・・。

レナは1枠目と2枠目が良かったです。構図的に好きなのもあるし、積極的に搾り取りに来ているのも良い。

芦花は全枠良かったです。エロさ的にはメインヒロイン級だと思います。

 

まとめ

今作もサノバ同様どのキャラのルートも楽しめました。次回作も楽しみです。

 

アカウント作り直しました。

エロゲの感想とか書いてる日記(基本ネタバレ

を書いてましたがパスワード忘れたので新規アカウント作成しました。

前のブログ見てくれている方がいたか知らんですがいたら引き続きよろしくお願いします。

読み返してみると誤字とか書き直したいところとか出てきても直せないのが歯がゆいですねえ。