エロゲの感想などを書いている雑記(基本ネタバレ

名前通りですがネタバレ有りでエロゲの感想を中心に書いていく予定です。

黄昏のシンセミア 感想

ルート別に感想

 

銀子
思ったよりも物語の舞台設定とかが明かされていたシナリオでした。
このルートをやってから他ルートの内容を読むと色々分かって(とはいえ分かりすぎない程度に)良さそうですね。
主人公とさくやが昔村で過ごしていた時の記憶があやふやになっている理由なんかも分かるしなるほどねって思うことが多かったです。

銀子さん初見はちょい不思議程度のキャラだと思っていたんですが、意外な正体でした。
容姿的にも美人系だったし結構好きです。酒好きなのも良い。
シナリオは最後みずちっていう山童が出てきてよろしく倒しちゃったんで大盛り上がりってほどではなかったです。

 

いろは
再会型幼馴染。
明るくさっぱりしたキャラクターでなかなかに好感が持てました。

シナリオ的に基本的な所は銀子ルートで説明されているので、
あまり盛り上がらないのではと思いましたがいろはの両親の話が深掘りされていたり、
条件が揃えば主人公にも山童が倒せる特殊能力があるのが判明したりと更に色々なことが分かっていく感じで面白かったです。
いろはの両親が山童になってもいろはの幸せを願っていたのにぐっと来たしそこが一番良かったなと思います。

 

翔子
銀子ルートで出ていたみずちと、青い石に対を成すような赤い石に関するお話。
全体的に主人公の行動が迂闊すぎるのが気になる。
不思議系に強いの実質銀子さんしかいないのはわかっているはずなのに、
銀子さんいない時に吊り橋の赤い石取りに行ったり、必要な情報を全然伝えてなかったりと色々スッキリしない。
あとロリキャラ過ぎて、翔子を攻略対象ヒロインとしてみるのは私には辛かった。

 

さくや
個別シナリオはシンセミアへの布石って感じなので消化不良な感じで終わった印象。
キャラとしては可愛いと思います。

 

シンセミア
フラグメントでちょっとずつ見せていた過去編と現在が一気に結びついて収束してましたね。
早いペースで話が進んでいくのですがそこが中だるみしなくてかえってよかったかなと思います。

金色ラブリッチェ 感想

プレイした順に感想です。
理亜ルート(ゴールデンタイム)以外は辛辣気味なので見たくない人は以降見ないでお帰りください。

 

 

 

 


#共通パート
学園内での陰湿ないじめ描写が続くので全く面白くなかったです。
ダークな世界観が特徴という作品でもないのに、この陰湿な描写を見続けるのはとても辛かった。
ある程度経過すると、この雰囲気は緩和されますが序盤を乗り切るまでは本当に辛かったです。

 

#シルヴィア
主人公とちょっとギクシャクしてしまっているのを避けられているように感じてしまい、
それを気にしてなんとか関係を改善しようと頑張るシルヴィアは可愛いと思った。
といっても主人公が意識し過ぎでコミュニケーションが取れなくなってるだけなので微笑ましいギクシャクではあるのですが。

あと、理亜ルートじゃないけど全体的に理亜がナイスサポートすぎて素晴らしかったです。
その他、キス騒動の時の騎士団の警備全然ダメダメだなあとか、お茶会の準備お忍びなのに誰がやってるんだろうって思ったら
お茶会の準備は最後の方にまさかのキュロちゃんが全部やってましたっていうのは面白かった。

ストーリー的には後ろ向きだった主人公が前向きに考えが変わってきて成長が見られたのは良かったかな。
ただ、前の学園での過去の浄化的なものはシルヴィアが超ポジティブにあっという間になんとかしてしまったのであまり盛り上がった感じなかったです。
あれだけとうりょー君と会うの渋ってたのにあんなにあっさり和解して終わっちゃうんだって感じでした。

 

#玲奈
初Hまでの流れとか、そこから勢いで付き合い始めちゃう流れが凄く珍しかったです。
初Hのシチュ自体もオーソドックスな純愛系では記憶にないですね。
付き合う前にしちゃうのは花咲でも見たけどそういうレベルじゃなかった。
初H後もシナリオは愛情を深め合っていくってよりは友達の延長線上で付き合ってるみたいな珍しい感じがずっと続いていた印象。
あと終盤の野球のやり取りが私の中では盛り上がらなかったのでそんなにも総合的な盛り上がりはなかったです。
キャラ自体は普通に可愛かったですね。

 

#エロイナ
エルの可愛さがすっと入ってきたのでココまでで一番楽しめたと思います。
髪下ろしたエルとてもかわいい。
気になる点はエルは成長したなって思うけど、主人公の成長はあまり見られなかったところか。

 

#茜
素直で可愛いし良いんじゃないかなと。子犬系な感じで素晴らしい。

 

#理亜(ゴールデンタイム)
とても良く出来ていたと思います。
他の4ルートは玲奈ルートの流れの特殊性はあるもののそこまで面白いと思わなかったのですが、このルートだけは別格の出来。
理亜が単に十年前にあっていたというだけではすっきりしないくらいシルヴィアと主人公に好意的なのもこのルートをやればそれもスッキリ解消します。
それどころか理亜とシルヴィアの絆の深さが染み渡って来る感じで急に楽しめるようになりました。
命を削ってでもシルヴィアとの約束を守ろうとしたり、自分が死んだあとの主人公とシルヴィアのことも考えていた理亜も格好良かったし、
理亜に無理をさせているのは理解し、苦悩はあるのだろうけどそれを表には見せずに強くあろうとするシルヴィアも格好良かったし、
最後まで格好いい彼氏であろうとした主人公も格好良かったと思うし3人とも最高でした。
あと理亜はデレてから全力で甘えに来ていて、その可愛さも凄かったです。
その他、夕陽じゃなくて朝陽によるゴールデンタイムってのも実に良い流れだったと思います。

最終的に残された主人公とシルヴィアがどういう選択を行うのかイメージを膨らませつつも、シルヴィアルートの追加エピソードを見ると
とても胸が熱くなりますね。凄い読後感でした。

 

#全体的に
序盤が特に辛く、理亜ルート以外は突出している印象はないのですが、
最終的に理亜ルートがとても良く出来ているので満足感は高いです。

 

といっても理亜ルートまでは結構プレイがつらい時期もあるし、
主人公のがんばりや成長が物足りないと感じるときも多かったので、
手放しで賞賛というよりは、改善の余地は大いにあるゲームだなとも思っています。

 

Making*Lovers 感想

面白いゲームでした。早速攻略した順番に感想&最後に総評です。

 

#月野ましろ
不思議ちゃんっぽかったので正直合うかどうか心配だったのですが、
意外と面白くて最後までサクサクっとプレイできちゃいました。行動がたまにハチャメチャなのも面白いと思えました。
キャラとしても主人公に愛されようと自分磨きとか頑張ろうとしたり、妬いてる所とか可愛かったし良かったと思いますよ。
他のルートもそうなのかもしれないですが全体的にキャラ同士の会話が面白くてとても楽しくテキストを読めるので素晴らしいと思います。
オマールという名の伊勢海老とかたしカニスタンプとか壁にいたずらとかが面白かったです。

 

#鹿目レイナ
猛烈に好き好きアピールしてくるモデル後輩ちゃん。
なんとなくこの子は合いそうだなって思ってましたがドンピシャで可愛かったです。ビジュアルもいいしね。
好き好きアピール自体も気持ちのいいものだったし、黒い面みたいなところも隠さず主人公に見せてくる裏表のなさや、
強気でイケイケのモデルさんなのかと思いきや、内面は結構弱気なところがあったりとか魅力にあふれてましたね。

主人公から始めてもらったストラップを大事をすごく大事にしているエピソードも良かったと思います。結果として怪我するし、世の中的には良くないことなんだけど可愛さは感じられました。
あと、制服可愛かったので制服(コス)Hがあったのも嬉しい。
シナリオは基本的にイチャイチャしてるだけなんだけど、レイナからの愛情が付き合いを通して深くなっていることや、レイナ自身の成長も感じ取れるのは良かったと思います。
最初はいやそんな簡単にモデルから好かれるとか都合良すぎでしょって思うところもあったけど、一応そうなった経緯なんかも最後の方で説明があるしそのあたりも良かった。

テキストも継続して面白かったです。
レイナと主人公のやり取りが全般的に面白いし、そこに小森さん(マネージャー)や女子寮のメンバーが加わっても面白い。
私立ティクビ学園(乳首の数が選べる)とか平成DQNコレクション(ゲーセンのコレクション収集の捗りっぷりが笑える)とか下半身にツヨシと命名したりとか笑えるシーン満載でした。

 

#小鳥遊 亜子
テキストが他ルートと同様冴えてて面白い。序盤の蝉の鳴き声とかバイト先でのやり取りとか、両親含めた会話とか、ちんこ関係の台詞「おちんちん営業は終了しました」とか随所で笑えました。
キャラ的には面白いところ以外は普通に妹キャラしてたのであまり響かなかったです。基本的に妹キャラが苦手な人なので。

 

#鳴瀬 咲
歳上の気象予報士の超美人お姉さんというハイスペック彼女。
大人っぽさと可愛らしさが見事に同居していて素晴らしいの一言。
普段は包容力にあふれていてこれだけでも素晴らしいのですが、
恋愛に不慣れって設定が見事に生きていて主人公の発言に照れてみせたり焦ってみせたり、時には嫉妬する様も可愛らしい。
あといいところのお嬢様なんだけど茶目っ気があるところとかたまに毒を吐くところとかも含めて魅力だよねって思いました。
こういう歳上キャラが良いなあってのをぞのまま体現したような本当に素晴らしいヒロイン。

テキストに関しては面白さは相変わらず。ハムジローとか日本酒飲んだ時の振る舞いとか全般的に面白かったです。
ただ咲さんルートはテキストよりヒロインの魅力を強く感じるルートだったかなあと思います。

 

#北大路 可憐
対等な恋愛がコンセプトなヒロイン。
コンセプト通りの対等な恋愛がちゃんと描かれていて遠慮のない会話がとても気持ち良い。
個人的にヒロインと主人公は対等な関係(もしくはそうあろうとお互いが努力している)が一番好きなのでそういう意味でもドンピシャでした。
軽い口喧嘩もするんだけど、甘えてくるときや、おねだりしてくる時、弱気になっている時、強気になっているときなど色々な姿がどれもとても可愛かったです。
喧嘩って言うと棘がある印象を受けるかもしれないけど、仲が進展してくると全然そんなこともなく軽い痴話喧嘩程度の感じなのでとても微笑ましく見れました。

あと声優さんが北見六花さんで好きな声優さんなのでもう声聞いてるだけでもいい気分なのも大きいです。
さらにあと、フラワーアレンジメントをやりたいっていう夢に向かって頑張ろうって姿がとても眩しくてそのあたりも応援したくなる感じでしたね。
このゲームは別に凄く感動するようなゲームではないと思うんだけど終盤のコンテストの内容でいい話だなあって思えてしまいました。あと審査員長いい人だね。

 

#総評
会話のやり取りがどのルートでもとても面白いので終始楽しくプレイできました。ほんとうに感謝です。
また作品のコンセプトである「交際してから育む恋」っていうのもどのルートでもよく表現できていたかなって思います。
お互い相手のことをよく知らないけど徐々に進展していって掛け替えのない二人になっていく感じと、交際を通じてヒロインと主人公の成長が見られるところもいいよねって思います。
絵的には正直プレイ前はそんなに惹かれなかったのですがプレイしてみるとどのヒロインもそれなりに可愛いなと思えるようになるくらいに愛着がわきました。

 

アオイトリ 感想

 
前作面白かったので、体験版もやらずに期待してプレイした本作。
早速感想。
 
ルート別感想
#理沙ルート
それが電話の悪魔が描いたシナリオ通りだとしても楽しめるシナリオでした。
劇をそのまま実施しても、中止しても姉妹を同時に救うことは出来ないという状況で主人公が考えついた選択は
少なくとも私は思いつかないもので意外性があったと思いました。
あと、主人公がその選択をしたことで理沙との初体験の記憶がごっそり抜けているという伏線未回収な話について、
なるほどって感じでスッと消化されたのも気持ちよかったです。
しかしこのルートでは姉妹ともに幸せで終われたけど他ルートだとどうなってしまうんでしょうね・・・(あかりルートはなんとでもなりそうですが)。
理沙自身は先生で歳上なんだけど大人っぽいって言うよりは、主人公に恋する乙女全開で可愛らしさにあふれている年上キャラでした。
泊まってほしいって駄々をこねるSGとか幼児退行してますがとても可愛かったです。
あともう一人のこのルートのヒロインとも言える妹の美果子もだいぶ変わったキャラクターでしたが、姉思いなところとかもありこちらも結構良かったです。
見た目も姉妹揃っていいですしね。
 
#小夜ルート
こちらも理沙と同じく丸く収まるのかと思いましたがほろ苦い終わり方でした。でもそれもまた物語としては良いと思います。
最後までどう終わるのかわからず緊張した展開を続けることが出来ていたと思います。
小夜は主人公以外にはツンとしてなびかない感じありましたが、徐々にまわりとも溶け込んでいく様子や主人公に対してはデレデレでどんどん可愛らしさが増していくので大変魅力的に思いました。
あと、付き合おうって告白されて喜んでいるときとか最高でした。
理沙、小夜と順番にプレイしてどちらのヒロインにも言えるのですが死を覚悟してこの作品の舞台に登場してきており、短い命を輝かせようとしている様がとても美しいものに思えました。
 
#メアリールート
メアリー自体の可愛さは個人的に最高値。吸血鬼というよりまるで天使のようだ。
書籍等で恋愛感情の概念は理解しているものの、永遠の時を生きる吸血鬼であるがゆえに自身のこととなると恋愛感情が抱けない彼女と劇を通じて恋仲になっていく展開、
メアリー自身が可愛いのでとても楽しめました。
シナリオ的には劇を通して恋仲→Hもして親密になっていくが吸血鬼の本能との合間でまた揺れる→主人公が頑張って大勝利です。
面白くはあったけど、小夜や理沙ルートのほうが読み応えはあったかなというのが率直な意見。
3人目の攻略ヒロインになったわけですがメアリーも欲望に負けそうになりながらも人としての自分を全うしようとする強さが合ってその点はとても美しいなって思いました。
 
#あかりルート(トゥルー含む)
これまでの3ヒロインルートの終わりに事の顛末を悪魔から聞いているやりとりが描写されていて実は物凄く黒いんじゃないのこの子って思わせておいてからのルール入り。
そんな布石もあり、あかりルートプレイ中は可愛いと思わせる描写はたくさんあるけど、これもどこまでが本心なんだろうかとどこか疑惑の目を持ちながらプレイするというのはなかなかに新鮮でした。
主人公の律はそういったことを知らず一途にあかりを信じ愛していたのでこの辺りプレイヤーとは情報量に差があって主人公に感情移入するというよりは第三者目線で劇を見ているような気分でしたね。
最終的には計画通り特別な人たちを全て普通の人にして悪魔まで降すあかりはもはや普通ではない凄さがあったと思います。
このルートも最後までどうなるか分からず緊張感のある内容で終われていたと思います。
 
トゥルーのほうは終盤になるまでは本編でのあかりの心理が描写されていて「あの時はこう思っていたんだなあ」と言うのが分かり本編で感じていた猜疑心が浄化されていく気分でした。
あと小夜がとても良い感じでした。
メアリーも純粋に可愛いのですがキャラとしては小夜の方が魅力に溢れているなとも思いました。
小夜ルートの律が出て来たりと何が起きているか一瞬分からず混乱するところもありましたが最終的にはハッピーエンドに終わってよかったなと思います。物語のビターエンドは悪くないけど自分が当事者の物語ならやっぱりハッピーエンドを望むんだろうなあって思いました。
あと最後の方に出て来た悪魔を封じた時計がクロノクロックのアレに見えたんですが実際のところどうなんでしょうね。
 
キャラ的にはあかりも彼女が特別だと言っていたヒロイン達に負けずとても強い意志を持った魅力的なヒロインだったと思います。最終ヒロインに選ばれるのも納得の魅力。
 
CGとかエロとか
非エロ系や微エロ系が特に可愛かったり色気あったりして良かったです。立ち絵もとても可愛い。
エロ系は悪くないんだけどそんなに使ってないです。
あとサブの子がとても可愛かったので本編外とは言え枠があったのは嬉しい
 
まとめ
公式ページを見ていると相当前作アマツツミを意識して作られたようですがこちらも前作同様萌え系のエロゲーにはない独特の味わいがあって面白かったです。
アマツツミ楽しめたならやってみる価値ありだと思います

コンチェルトノート 感想

ルート(キャラ)別感想です。

 

和奏
ソフトボール回。
特殊形式での莉都・星華チームとの対戦が盛り上がりました。
あのミニスカートの制服で全力でソフトボールやっているかと思うとエロいですね。

 

白雪
南条さんと和解する流れは良かった。あと一生懸命な様子の白雪も良かった。
ただ東条家と結局どういうやり取りして外出できるようになったんだろうねとか説明がなくてちょっともやってするところもある。

 

星華
姉御肌感のある美人生徒会長さん。
井戸の話とかシナリオ的にスッキリし切ってないところもあるけど性格的には星華好きだしスタイルも良いしまあ楽しめたかな。

 

小夜璃
CVが風音様でしかもメイドで茶目っ気も合って可愛いとかとても素晴らしいキャラでした。
シナリオ的には莉都の心境を考えるととても胸が痛む展開に他ルート以上になっていたなと思いました。

 

莉都
大変良い出来。他ルートとは物語の核心に迫っている度合いが段違いで違っており、力の入れようが感じ取れます。
・莉都が他の人よりも圧倒的に優れていることにも意味づけがちゃんとある
・主人公と莉都の間に昔何があったのか
・タマの正体(生い立ち的なもの)もはっきりする
・小夜璃さんの前世話で神薙家とのつながりの深さみたいなのが見える。最終盤のかんざし依代良かった。
・なぜ主人公に不幸が続くのか
・街全体で不運な出来ことがなぜ続くのか
・他ルートでも出てきた井戸の意味
など、色々気になっていたことが回収されていてとてもスッキリしました。話全体の流れも良かったですしね。
あと莉都ルート内の話だけど途中の穴に落ちた時なんでタマが主人公たちを発見できないのかも軽くだけど理由が説明されているのも良かったなと。
正直、結構長々と穴に落ちていただけに「え、タマならすぐ見つけるんじゃないの?」って思いながら読んでいたので。
莉都自身についても見た目もとてもいいし、性格的なものも好きだし、そこも含めて楽しめたと思います。

 

全体的に

莉都や小夜璃さんなど惹きつけられるキャラが多かったこともあり楽しめました。 伝奇っぽい設定も楽しめましたしね。

前作に限らず作品舞台の治安が悪いのはもうあっぷりけ作品共通なだろうかってのがあるけどそれすらもなんとなく面白い。

あと、フローチャートは便利そうに見えるけどコンプ面倒だったのでもうちょっと分岐少ないほうがいいなあって思いました。

 

 

見上げた空におちていく fragment of daily life ― cry for as human being 感想

あっぷりけコンプを目指してはじめました。

ユキルート
ユキによく似た少女アルとのやり取りもふんだんに交えながらユキたちの正体に迫っていく感じのシナリオ。
このルートだけだとアルが言ってたことの解消になってないしあんまりすっきりしないですね。

真央ルート
共通パートだと結構良い印象の真央だったけど、個別入るとそうでもなかった。
話のシリアス展開に比べて真央は自分で決められないしのんびりしすぎてるし、真央が知らない所で状況動いているし蚊帳の外感が凄い。

心音ルート
キャラ的にココまでで一番可愛いと思いました。
終盤は急にシリアスになっていってアルが全部解消していったのでこのあとのWISHの布石的な使いでしか無い印象ですね。

WISHルート
最終ルートだけあって他ルートより面白い内容になっていたと思います。
緊張感が最後の方まで続いている感じだったのが良かったかなあと。
あとアルとの交流も多かったしね。

まとめ
今(2017年)やると流石に10年前だけあって絵が昔っぽいなとかシステムが古いとか、内容が思ったほど盛り上がらなかった所はありますが、そこそこに楽しめたのではないかと思います。

 

Re;Lord 第三章 ~グローセンの魔王と最後の魔女~ 感想

待望のRe;Lord続編なのでプレイしてみました。
早速感想

SLGパートとか
基本的には前作踏襲。
戦闘はジャストアタックとリベンジアタック追加、SLGマップでは調査隊とか細々増えてるけどそんなに変わらない印象。
前作までで基本的なシステムは完成されていると思うので無理に冒険するところではないと思いますし、
申し分なくおもしろかったです。

ただSLGマップ部分で地下道が増えていてここはレアブロック以外だと毎ターンブロックがリセットされるんだけどこれは余計だったかなと思えました。
∞に使えるノーマル1ブロック使えば消費0だし、かといって1週目で「レアブロック置きまって何とかするぜ」という気持ちになるかということもないので単純に面倒でした。

戦闘難易度は最終章以外あまり高くですが、最終章の通常敵とラスボスはなかなかに厄介でした。
あと、魔女たちも全脱がせで勝とうとすると時間が足りかなったりしてかなり苦戦しました。むしろラスボスよりきつい。
達成感のある苦戦だったのでありだなと思います。さっさと話を進めたい人は全脱がせ狙わないで倒せばいいだけですしね。
ダリウスは今作も強いけど、前二作に比べたらまだ倒しやすいほうかなと思います。

#エロ
アリシアだけではなくエーリカやイリスにもHがあって大変満足。
脱がせるのも相変わらずエロくていい。

#シナリオ
情け容赦なく主要な登場人物が死んでいくシリアス展開でした。
これまでシリーズを積み重ねているだけに、登場人物の死がよりつらく感じられます。
とはいえ、無駄に不幸展開にしているわけではなくこれまでの伏線をちゃんと消化しながらの納得感のあるシナリオ展開なので、
話として凄く読みごたえがあり興味深く読めました。

#キャラ個別
・エーリカ
一押しキャラなのに冒頭で死亡確定報が出ていてとても辛い。
今回もとても乙女している感じで最高にかわいらしかったし、とても魅力的だっただけにとても辛い。
死に方もああいう流れだし本当に不幸で、できれば続編で報われる展開も欲しいけど正妻ポジション決まってるし苦しいんだろうなあと思うとまた辛い。
このシリーズを楽しめていたのはエーリカのおかげってところがとても大きいので本当に感謝です。ヴィルとくっつく展開とまではいかないけど何かしら救いがあるといいね。

・イリスとカヤとクルト
カヤの最後とても格好良かった。主従の絆がイリスを正気に戻す展開とても熱かったと思います。
カヤとクルトのライバル同士みたいな関係も良い感じに描かれていて、エーリカが言ってた話じゃないけどもうこの二人続編あるならくっついてもいいんじゃないのって思えるくらい(まあそれはそれで独占したい人が文句言うんだろうけど)。
イリスは2章終盤から不幸のどん底みたいな状況が続いていたけど、最後は自分のやるべきことをやり遂げていたし、エーリカよりは満足して逝けたのではって感じしますね。

・リア
個人的にはエーリカのほうが好きなんですが、今作を見ちゃうとリアも是非幸せをつかんでほしいなあと

・そのほか
最終章のまじめなダリウスとルーカスとか、最初は怖いだけだったけどぶれることなく目的を果たそうとしていたアードラが意外と最後はいいなと思えるようになっていたりと、どのキャラも見せ場があったなという印象です。

#まとめ
厄災の魔女シリーズ最終章っていうだけあって読み応えばっちりでした。
プレイ前はアリシア倒したくらいでこれ以降は新シリーズでってなるのかと思っていましたが、それ以上にどんどん進んだ驚きの展開の連続でした。
ノベルゲーでないエロゲーをやりたい人や、すべてが丸く収まるわけではないストーリーを読みたいという方にはとてもこのシリーズおすすめです。

続編はありそうなのでぜひ次も面白いものを期待したいです。続きがやっぱり気になる。