ルート別感想
樫原結友
すごく純粋に魔法少女好きでキラキラしているキャラ。ルートの展開もそんな感じで進む。
最初のうちは主人公も名乗り向上とか恥ずかしそうなんだけど結友に影響されてだんだん照れもなくやれていて自然になっていくのもいいね。
シナリオがとても良かったって感じでもないんだけどちゃんと盛り上がるところもあり悪くはなかったと思います。
まあこのルート単体だとややすずりさん達への謎を残しつつも魔法少女ごっこで楽しく遊んでましたくらいのライトさですね
あとかつてないくらい主人公もヒロインもエッチでだったなという印象がありその辺も特徴的でした。
三栗茶実
キャラがすごく可愛かったですね。
シナリオは茶実が小さくなったり姫が幼児化したりとドタバタしてたなあって感じ。
テンポは良かったので読みやすくはあった。
黒檀舞玲
すごい名字wこれでフルネーム「こくたんまれ」って読むのなかなかに難しい。
それはさておきここまでの3ルートでは一番良かったと思う。
クール目の舞玲が慌てるところやだんだん可愛いところを見せていく感じとかとても良かった。
主人公も余裕ない感じが面白くて好き。お互いにかなりいやらしい(スケベ)なのもいいですね。お似合いだなあと。
途中は舞玲(本物)の方と恋仲になるのか、両方とするような展開になるのかなーと思ったけど舞玲の方で攻略しきっていてこれで良かったと思う。 (アフターのHはともかくとして) 魔法で生み出されてるから学生期間終わると消えるよねみたいなところをちゃんとクリアしつつ、クリアする要因に二人が愛し合いお互いのために生きようって思えていることが入っているのもとても良かったと思います。
秦皮真帆
この名前も難読wこれで「とねりこまほ」は難しい
とてもいいルートでした。間違いなく一番好きでいいクオリティだったと思う。
真帆が純粋に可愛いのと話の根本に迫るエピソードで読み応えも合った。
結友ルートでのすずりの自虐的な感じの理由とかもわかってスッキリしつつ、どの世界でも魔法が使える少女が悪役を魔法で倒すのを願ってしまうのが繰り返される歴史って感じですね。
エロ関係も付き合う前から前戯でエッチがあるのとか早く出ちゃうのとかいい感じでそこも好き。
AFTER STORY
結友の母親である文海とこちらの世界に来た真帆たちとの出会いの話とぬいぐるみ2代(3代目もできているが)のお話。
どっちも見ることで設定やストーリーが補完されていてとてもいい感じでした。
ここまで観終わってから結友ルートあたりのことを思い出すと「ああつながってるなあ」って思わされてなんかしっかり構成されているという感想を持つ。
全体的に
イラストは顔はもう申し分なく可愛いんだけど全体的に巨乳すぎるなあっていう印象。乙秘相当だったけど更に上を行っている感じがありちょっと私にはきついかなあというところ。あと首が長すぎて全体で見るとバランス悪いなあと感じるところもありました。
これまでの乙女シリーズだと何かしらの共通の目標、イベントみたいなのがあってその中の山場で盛り上がるんだけどそういう感じではない流れは新しかったですね。
ただ、試みとしては悪くないんですが大きく盛り上がるシーンが作りきれてないなと感じるところもあり、毎回今作みたいな方向性でやられるとちょっと物足りないかなあとは思う。
乙剣の戦闘の盛り上がりとか、エッセンスのお出迎え祭およびフェスとかわかってても盛り上がったのでこういうのはほしいなあって思っちゃいますね。
とはいえテキストが面白いので総合的には楽しめたし、真帆ルートやAFTER STORYをやるとちゃんとストーリーが全体で構成されていて納得感や程々の読み応えがある仕上がりになっていて今回も良かったなとは思いました。
あと月野きいろさん出てきたら司もいいけどつーちゃんも出してほしいなあっていう個人的願望がいつか叶ってほしいw