できない私が、くり返す。 感想
プレイ順に感想。 いい作品でした。
岩出山 未喜
- 思ったより可愛かった。
- メインは詩乃なんだろうけどシナリオそれなりに読み応えあり。
- 兄の恋愛成就のために時計使ってあれこれ試してて、ちゃんとこの作品の特徴活かしてるなと言う内容でした。
- 過去が変えられなくても経験値を生かして未来を変えれたということでちゃんと人助け出来ましたね。
瀬峰 藍里
- 言動の掴みどころのなさがおもったよりスッと受け入れられたのでルートも楽しめました。
- 非常に美人さんでHシーンも良い。イベントCGもかわいい
- 矢本さんもいいキャラしてましたね。あと部員たちも優しい。
- 奇跡は何もなく練習して負けて新しい道を歩んでいく、良い話だったと思います。
- 割とルート最初から好感度最高だったのが少し気になるけどそのへんは詩乃ルートとかやると見えてくるのかなあ。
栗原 ゆめ
- 親友キャラが怖いルートでした。まあ丸く治まってよかった?!のかな
泉 詩乃
詩乃ルート自体は
- やりたいことメモの「恋愛がしたい」が復活する描写
- 生きたいという第7の願い
- 恋人としてみてくれていない
という詩乃の冷酷な指摘の3連打で主人公を後悔の沼に叩き落とす描写が強烈でしたね。
詩乃は真剣に残された時間を生きようとしていただけに、自分を通して他の女を見ているなんていうのは尚更許せなかったんだろうなあと思います。
Re:Callは漣と奈月から後悔しないように生きるという未来を都合の良いように変える努力よりも大事なことを教わってやり直して、詩乃にもう一度向き合う流れが非常に良かったと思います。
一度失敗しているだけに、詩乃から審判を受けるような気持ちで読み進める気持ちもありましたが、詩乃が満足して往生出来てよかったと思います。
最後の手紙も良かったですね。
あと漣からの「後悔しないように生きましょう」というメッセージは私の好きな別のゲームである老人キャラが言っていたのが印象的だったので心に響きました。
時計について
過程は変えられても未来(結末)は変わらないという持ち主泣かせの時計でしたね。
過程も含めてある意味未来ではあるのですが、持ち主が結末(未喜の兄が告白を受け入れない、藍里が利き腕でのバドができなくなる、ゆめが怪我をする、詩乃の死)だと定義した未来だけが変わらずそれ以外は変えられるといったところなんでしょうね。
面白い設定だったと思います。