エロゲの感想などを書いている雑記(基本ネタバレ

名前通りですがネタバレ有りでエロゲの感想を中心に書いていく予定です。

乙女が奏でる恋のアリア 感想

初手から良かったです。 司としての楓との交流は初対面の導入が打ち解けすぎな感じはあるものの、剣と歌を交えての交流が素敵だったし、佳との関係も良かったですね。 いずみとしての恋愛関係はうまく隠しきれてないところもあってハラハラするもののこれはこれで乙女シリーズらしい良さがあって良し。 付き合う前に女装のことを明かさない展開でしたが、アリアで実質いずみが司であることを明らかにする流れがとても素晴らしい。 アリアは佳と戦う流れなのも良かったし、司が剣で見せたものを楓が力に変えて佳に勝つ展開は本当に良かった。 留学失敗のトラウマも克服する流れでとても良くまとまっていたと思います。 楓はビジュアルもよいし、しっかり者に見えて可愛いところや気の弱いところなどもまた魅力に感じましたね。 あと佳がすごく魅力的なサブキャラとして良い役目をしていたと思います。

ことり

小鳥ルートも大変な良さ。 主人公が年上の場合の乙女シリーズのお姉さまに憧れる後輩キャラとしてすごく秀逸でした。直球でかわいい。 引っ込み思案で親友の夕陽の影に隠れている感じのことりが成長していく様子がとても良かったですね。 アリアも最終的に負けるとは思ってなかったので意外でした(そして敵に回すと楓がすごく強い)が、あそこで負けたからエピローグでの再開があるわけで、ちゃんと考えられた結末だったんだなあと思い納得感がありました。 あとアリアのあとのデートで寂しい、離れたくないという気持ちを直球で伝えてくることりすごく好感が持てました。ちゃんと言いたいことを言えるようになったんだね。本当に成長した。

千影

不純同性交遊禁止という珍しいことを標榜するヒロイン。キャラ紹介見たときは同性を異性と見間違えてました。 仲良くなるまではとっつきにくそうな印象を持っていましたが、それもちゃんと理由があったし、仲良くなってからはとても可愛くてよかったと思います。 付き合ってからはずっとエッチしてた印象しかないですが、アリアはちゃんと盛り上がったし、予想外の決着にも満足できました。 歌姫を庇って負けるって格好良かったですね。アリアのメンバーが強すぎて圧勝かと思ったのでそれもあってまた意外でした。

美琴

ちょっとシナリオが短い気はしますがアリア面白かったし満足。 普通に可愛い差を満喫できましたが、それだけじゃなくてシナリオを綾香への引け目や普段勝てない相手であることを克服していくのが良かったですね。

綾香

期待通り大変かわいい。 もともとこの子と法子さんが司の歌に惚れ込んで物語が始まったものなので、惹かれ合っていくのも自然に感じましたね。 優しくて周りに気を配れる子なんだけど、司を好きになってからはそれが司に尽くす方向に働いてとても良かったと思います。 お互いが順番に体調を崩している間に、一緒に居ることが自然になっていて思わず美琴と相手を間違えてしまう描写とか、間接キスのやり取りとかとても良かったですね。 アリアも夕陽がちょっとあっさりやられすぎた感じはありますが、ことりも美琴もちゃんと見せ場があってみんなで掴んだ勝利っていう感じがとても良い。 千影を倒せたのも美琴が疲弊させてくれていたおかげなところもあるし、最後に歌でひと押しするのもこの作品らしくてとても良いなと思いました。 ビジュアルもとても可愛くて満足度高いし、Hシーンも初回と最後のがとても良かったと思います。

全体的に

  • どのルートも個別シナリオを通してヒロインの成長やいい意味での変化を見ることができて、最後まで楽しくプレイすることができました。
  • 女装バレの導入の仕方も効果的に使われていて良い感じでした。
  • 騎士服Hが全員に導入されているのも良い。
  • そしてどのルートもアリアが盛り上がってすごく楽しかった。
  • 綾香か楓を最後にするととても良くまとまっていて良いんじゃないかなと思いますね。