言の葉舞い散る夏の風鈴 感想
シナリオ
菩提樹 仰子
- 世間知らずのお嬢様設定なんだけど、学もないので単なるおバカキャラとなってしまい、これじゃない感が出ていました。
- その割に延々と繰り返される根拠のない自信が謎。
- ただ教わってる相手を(詞葉)を責めない姿勢は良いと思う。
野原 ゆう
- 演技以前に読解力がやばいのでこのルートも合わないかなって思ったのですが、2回めのHシーン(オナニーシーン)のインパクトが凄かったです。
- さらにそれだけで終わらず終盤のシーンが大変良かったです。
- 詞葉が期待していた三月リンの生メッセージやるし、主人公による劇のラストシーンの解釈が最高の演技につながる展開が素晴らしかったですね。
- あと詞葉が本人のルートじゃないのに凄くいいキャラしているし、キャラが深掘りされていったし、これはルート解放後に最高に期待できるなというワクワク感がすごいです。
百花 奏
- シナリオもキャラも申し分なし。
- いい子だけどずっと引っ込み思案な奏が詞葉に終盤で物申しして恩返ししていく展開良かったと思います。
真額 詞葉
- 最高でした。
- もともと体験版序盤の主人公と詞葉の出会いのシーンのやり取りをみて「あ、この子すごくいいな」と思って買ってみた作品でしたが、ドンピシャでしたね。
- 詞葉ルート以外でも存在感がすごかったし主人公とのやり取りも小気味よかったですが、個別ルートでは更に良かったと思います。本当にお似合いの二人です。
桜の妖精のオーディションまで
- どういう導入になるかと気になったのですが、それまでの3ルートをすべて踏襲(しかし主人公とは付き合っていない)した出だしになっていてなるほどなって思いました。それぞれのヒロインが別の脚本のメインキャストをやって違うテーマに取り組んでいたからできる展開ですね。
- 付き合う前から可愛かったけど付き合ってからの詞葉も大変可愛いしエロい。
- こう言うの見たかったんですって言う展開でしたね。声豚な主人公を手玉に取る展開が他ルートでは多かったけど、こちらでは素直に甘えてくる詞葉が見れてとても幸せです。
- 桜の妖精のオーディションは声優部のみんなの応援であっさり愛に勝つ展開と、負けて出直す展開のどちらかを予想していました。
- 途中まではコレは負けたかなと思いましたが実際はそのどちらでもなく、同点からのあの展開は良かったですね。
- 声優部のみんなにもわかってもらえてよかった。
- 主人公との練習が実を結んだのも良かった。
- 主人公も言ってることは声豚そのものなんだけど凄く良いことを言っていて、仮に詞葉と付き合っていなくてもファンの鑑と言えるくらい凄いなって思いました。アドバイスが的確なのも凄い。主人公の良さもこの作品をより良いものにしていると思う。
- あと、愛ちゃん可愛かった。
夏の卒業式まで
- もう最高の卒業式でした。
- 何時か声優部の5人が揃ってプロの舞台で活躍する日を私もぜひ見たいなと思いました。
イラスト
- 特に詞葉が最高だったのですがいい感じの肉付きをしたイラストで可愛さとエロスがうまく出せているなあって思いました。
声優について
専門職である声優さんが、作中でわざと下手な演技をしたり、ちょっとうまくなった演技をしたり、うまい演技でも表現の仕方を変えることでキャラを全く違う印象に変えたりと本当に声優って凄いなあと思う作品でした。
まとめ
全ルート、全キャラが最高とは思ってないですが最終的にグランドルートの詞葉ルートが最高の終わり方をしていて素晴らしい作品だなあと思いました。 この作品がプレイできてよかったです。