ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われないVol.3
vol2に引き続きすぐさまプレイ。
前半戦
- vol2は読んでて面白かったけど、そこまで大きな事件はない市役所編って感じでしたが、vol3はいろいろありましたね。
- 前半の山場は市役所内での人間同士の争い、そこに機を合わせたかのように襲ってくる知性体も含めたゾンビの集団との戦い。
- 深月や牧浦さんも人質にされてどうなるのかわからない展開だったし、主人公も人間相手や知性体ゾンビ相手には無敵でいられないのでこれまでとは全く違った緊張感があったと思います。
- 主人公の武村さんが噛まれた後の深月の行動でヒロインが決まった感じありますね。でも牧浦さん医者だし現実路線で考えちゃうのは仕方ないところか。
後半戦
- 本腰を入れて攻めてくる知性体たちとの戦い
- 前半の流れを引き継いで自分にやれることをやって生き残ってみせるという強い意志を持つようになった深月の存在や魂がとても輝いているように見えた。
- そして深月が孤軍奮闘している中で、武村さんが助けにくる展開は分かっていても最高でした。
- 深月を助けた後の知性体と一人で闘う描写は武村さんが狩る側から狩られる側に回った絶望感がひしひしと伝わってきて良かった。
- 深月が受け取らなかった銃に途中で気がついたことで、深月が生きようと頑張っていたことを思い出し、諦めかけていたところから、武村さんが再び立ち向かう気力を取り戻す展開もとても良かった。最高にしびれた。
- 強いて言うなら知性体ゾンビ達との決着も見たかった気がするけど、それがなくても十分楽しめました。
終わり方
- 深月推しなので深月と良い仲のエンディングが見れて大満足。深月良かったね。
- 牧浦さんどうなったのか気になる。
- あと割とどうでもいいけど深月の幼馴染の男キャラは山に引っ越してからはどうなったのか少しだけ気になる。
深月について
- vol2では出番とても少なかったけど出番たくさんというか正ヒロインポジションでよかった。
- 元々深月可愛いなって思って始めた本シリーズで、vol1ではとにかく美人でエロかったくらいの印象だったけど、vol3では彼女自身が武村さんに頼れない状態でのピンチに陥ったり、武村さんが噛まれて追い詰められたりと、数々の試練が与えられて一気にその振る舞いが美しく思えるヒロインに大化けしたなあという印象。このヒロインに出会えて本当に良かった。
- vol1終盤からの武村さんと深月のなんとなく残っていたしこりのようなものが溶けて、深月はとても正直になり、武村さんは作中でハッキリとは言わないけど段々と深月を大事にしていく(vol2でもそれなりには特別な存在だったんだと思いますけどね)のが感じ取れるやり取りもあった上でのエンディングなのでとても満足いく終わり方でした。
- 最終的にTOP知性体の骸骨さん倒したわけではないので、このあと知性体が来てここまでの超良キャラになった深月に何かあったらとても辛いなあと思ったけど何もなくて良かった・・・。スタッフロールを見るまでは気が抜けなかった。
- 本編最後のHも、アフターのHも良かった。アフターなんてもうすっかりラブラブと言ってもいいレベルで深月の心の声がとてつもなく可愛い。そして武村さんも本編での深月の心の強さを認めていて、今はとても大切にしているのが分かって良かった。
まとめ
- これでゾンビシリーズ終わりなんですかね?終わりだとして中々楽しめたシリーズだと思います。
- シナリオが読み応えあったし、絵も良かったしとても良かった。
- vol0も有るらしいのでそれもやります。