エロゲの感想などを書いている雑記(基本ネタバレ

名前通りですがネタバレ有りでエロゲの感想を中心に書いていく予定です。

コンチェルトノート 感想

ルート(キャラ)別感想です。

 

和奏
ソフトボール回。
特殊形式での莉都・星華チームとの対戦が盛り上がりました。
あのミニスカートの制服で全力でソフトボールやっているかと思うとエロいですね。

 

白雪
南条さんと和解する流れは良かった。あと一生懸命な様子の白雪も良かった。
ただ東条家と結局どういうやり取りして外出できるようになったんだろうねとか説明がなくてちょっともやってするところもある。

 

星華
姉御肌感のある美人生徒会長さん。
井戸の話とかシナリオ的にスッキリし切ってないところもあるけど性格的には星華好きだしスタイルも良いしまあ楽しめたかな。

 

小夜璃
CVが風音様でしかもメイドで茶目っ気も合って可愛いとかとても素晴らしいキャラでした。
シナリオ的には莉都の心境を考えるととても胸が痛む展開に他ルート以上になっていたなと思いました。

 

莉都
大変良い出来。他ルートとは物語の核心に迫っている度合いが段違いで違っており、力の入れようが感じ取れます。
・莉都が他の人よりも圧倒的に優れていることにも意味づけがちゃんとある
・主人公と莉都の間に昔何があったのか
・タマの正体(生い立ち的なもの)もはっきりする
・小夜璃さんの前世話で神薙家とのつながりの深さみたいなのが見える。最終盤のかんざし依代良かった。
・なぜ主人公に不幸が続くのか
・街全体で不運な出来ことがなぜ続くのか
・他ルートでも出てきた井戸の意味
など、色々気になっていたことが回収されていてとてもスッキリしました。話全体の流れも良かったですしね。
あと莉都ルート内の話だけど途中の穴に落ちた時なんでタマが主人公たちを発見できないのかも軽くだけど理由が説明されているのも良かったなと。
正直、結構長々と穴に落ちていただけに「え、タマならすぐ見つけるんじゃないの?」って思いながら読んでいたので。
莉都自身についても見た目もとてもいいし、性格的なものも好きだし、そこも含めて楽しめたと思います。

 

全体的に

莉都や小夜璃さんなど惹きつけられるキャラが多かったこともあり楽しめました。 伝奇っぽい設定も楽しめましたしね。

前作に限らず作品舞台の治安が悪いのはもうあっぷりけ作品共通なだろうかってのがあるけどそれすらもなんとなく面白い。

あと、フローチャートは便利そうに見えるけどコンプ面倒だったのでもうちょっと分岐少ないほうがいいなあって思いました。

 

 

見上げた空におちていく fragment of daily life ― cry for as human being 感想

あっぷりけコンプを目指してはじめました。

ユキルート
ユキによく似た少女アルとのやり取りもふんだんに交えながらユキたちの正体に迫っていく感じのシナリオ。
このルートだけだとアルが言ってたことの解消になってないしあんまりすっきりしないですね。

真央ルート
共通パートだと結構良い印象の真央だったけど、個別入るとそうでもなかった。
話のシリアス展開に比べて真央は自分で決められないしのんびりしすぎてるし、真央が知らない所で状況動いているし蚊帳の外感が凄い。

心音ルート
キャラ的にココまでで一番可愛いと思いました。
終盤は急にシリアスになっていってアルが全部解消していったのでこのあとのWISHの布石的な使いでしか無い印象ですね。

WISHルート
最終ルートだけあって他ルートより面白い内容になっていたと思います。
緊張感が最後の方まで続いている感じだったのが良かったかなあと。
あとアルとの交流も多かったしね。

まとめ
今(2017年)やると流石に10年前だけあって絵が昔っぽいなとかシステムが古いとか、内容が思ったほど盛り上がらなかった所はありますが、そこそこに楽しめたのではないかと思います。

 

Re;Lord 第三章 ~グローセンの魔王と最後の魔女~ 感想

待望のRe;Lord続編なのでプレイしてみました。
早速感想

SLGパートとか
基本的には前作踏襲。
戦闘はジャストアタックとリベンジアタック追加、SLGマップでは調査隊とか細々増えてるけどそんなに変わらない印象。
前作までで基本的なシステムは完成されていると思うので無理に冒険するところではないと思いますし、
申し分なくおもしろかったです。

ただSLGマップ部分で地下道が増えていてここはレアブロック以外だと毎ターンブロックがリセットされるんだけどこれは余計だったかなと思えました。
∞に使えるノーマル1ブロック使えば消費0だし、かといって1週目で「レアブロック置きまって何とかするぜ」という気持ちになるかということもないので単純に面倒でした。

戦闘難易度は最終章以外あまり高くですが、最終章の通常敵とラスボスはなかなかに厄介でした。
あと、魔女たちも全脱がせで勝とうとすると時間が足りかなったりしてかなり苦戦しました。むしろラスボスよりきつい。
達成感のある苦戦だったのでありだなと思います。さっさと話を進めたい人は全脱がせ狙わないで倒せばいいだけですしね。
ダリウスは今作も強いけど、前二作に比べたらまだ倒しやすいほうかなと思います。

#エロ
アリシアだけではなくエーリカやイリスにもHがあって大変満足。
脱がせるのも相変わらずエロくていい。

#シナリオ
情け容赦なく主要な登場人物が死んでいくシリアス展開でした。
これまでシリーズを積み重ねているだけに、登場人物の死がよりつらく感じられます。
とはいえ、無駄に不幸展開にしているわけではなくこれまでの伏線をちゃんと消化しながらの納得感のあるシナリオ展開なので、
話として凄く読みごたえがあり興味深く読めました。

#キャラ個別
・エーリカ
一押しキャラなのに冒頭で死亡確定報が出ていてとても辛い。
今回もとても乙女している感じで最高にかわいらしかったし、とても魅力的だっただけにとても辛い。
死に方もああいう流れだし本当に不幸で、できれば続編で報われる展開も欲しいけど正妻ポジション決まってるし苦しいんだろうなあと思うとまた辛い。
このシリーズを楽しめていたのはエーリカのおかげってところがとても大きいので本当に感謝です。ヴィルとくっつく展開とまではいかないけど何かしら救いがあるといいね。

・イリスとカヤとクルト
カヤの最後とても格好良かった。主従の絆がイリスを正気に戻す展開とても熱かったと思います。
カヤとクルトのライバル同士みたいな関係も良い感じに描かれていて、エーリカが言ってた話じゃないけどもうこの二人続編あるならくっついてもいいんじゃないのって思えるくらい(まあそれはそれで独占したい人が文句言うんだろうけど)。
イリスは2章終盤から不幸のどん底みたいな状況が続いていたけど、最後は自分のやるべきことをやり遂げていたし、エーリカよりは満足して逝けたのではって感じしますね。

・リア
個人的にはエーリカのほうが好きなんですが、今作を見ちゃうとリアも是非幸せをつかんでほしいなあと

・そのほか
最終章のまじめなダリウスとルーカスとか、最初は怖いだけだったけどぶれることなく目的を果たそうとしていたアードラが意外と最後はいいなと思えるようになっていたりと、どのキャラも見せ場があったなという印象です。

#まとめ
厄災の魔女シリーズ最終章っていうだけあって読み応えばっちりでした。
プレイ前はアリシア倒したくらいでこれ以降は新シリーズでってなるのかと思っていましたが、それ以上にどんどん進んだ驚きの展開の連続でした。
ノベルゲーでないエロゲーをやりたい人や、すべてが丸く収まるわけではないストーリーを読みたいという方にはとてもこのシリーズおすすめです。

続編はありそうなのでぜひ次も面白いものを期待したいです。続きがやっぱり気になる。

初情スプリンクル 感想

whirlpool新作ということで当然プレイ。
以下感想。

羽月
傲慢特性というだけあって煩いところはあるけどうるさ可愛いと好意的に受け止められました。
煩いとしか思えなかった人には全く合わない予感もしますね。
私としてはうるさかわいい→ちょろ可愛い→デレデレで可愛い
と可愛さがどんどん変わっていく段差が良かったなと思います。
初見のビジュアルではヒロインの中でいちばん好きだったのでイベントCGも綺麗だなと思えるものが多かったです。
エロは回想に登録される1個めのやつはそのままいっちゃうバージョンとかあれば良かったののになあって思います。
2枠目の付き合う前の入れる寸前までのプレイとか大変良かったと思います。
他のルートで魔女関連の問題を頑張って解決しようとしている様子をみていてより一層好きになれたキャラ。

みお
ロリ枠なので正直プレイ前はあまり興味がなかったのですがプレイしてみるととても可愛げがってよかった。
あとかなりエロい。付き合う前のパンツコキとか初Hとかアイドル衣装Hとか大変良かった。
イベントCGがとても肉感ある感じなのでそこが良かったのなって思いますね。
シナリオはなんかアイドルになったり結局魔法少女になったりと予想外の展開でした。
ちょいな中弛みしてた感じは有りましたが悪くはないと思います。
母親が魔法少女でって言われてもあんまりその辺掘り下げて描写されていないのであんまりしっくり来なかったんですよね。


巨乳すぎかってくらいでかい。
サブだから尺は短いけど短いなりに奏の魔女特性とかちゃんと考えてあってなかなか面白かったですわ。


凄く可愛かったです。全ルート終わってみると一番良かったキャラだと思います。
主人公好き好きなんだけど中々表に出せず嫉妬しちゃうあたりとても可愛くて、嫉妬の魔女っていう設定が生きていたなって思います。
付き合う前の積極的アプローチとか、主人公が記憶喪失になっている間のクールさを捨てて本気で怒っている所とかも凄く魅力的でした。
あと、年下のキャラに積極的にエロエロリードされる感じとても良いし、H関係の予習を付き合う前からしてたり、ラーメン店を主人公とやる気満々で勉強する気も十分と段取りすごくしているあたりも実に良い。
シナリオ的には色々特訓したわりにはあまり解消に向かっていない気もするけど、雫の甘え方がとても可愛くてずっとバカップルしてた感じのシナリオでお腹いっぱいになれました。
あと、H関係もとてもいい。足コキ、初H、浴衣H、本編ラストHなどCGや台詞回しがとてもエロくて響くものが多かったです。

小春
期待通りのダダ甘えさせてくれる姉キャラ(実妹ではないが)。
日常生活に疲れたエロゲーマーが癒しを求めるのにとてもいいのではと思います。
シナリオは延々と問題先送りにしていたり、羽月が頑張っているのに裏切るような展開になっていて
コメディテイストになっているとは言え個人的にはかなり辛かった。
CGやエロ関係は抜群のエロボディの持ち主なので大変良かったと思います。

まとめ
絵はエロいし、付き合う前のH(本番ではないけど)もあったりしてエロ方面大変大満足。
テキストは全体的にコメディテイストになっていて、キャラ同士のやり取りも楽しめたしそっち方面でも満足。
小春ルートのシナリオはちょい楽しみきれなかったけど総合的には満足してます。というかシナリオに過度な期待は禁物だと思います。
とりあえずキャラの可愛さやエロさに期待してプレイする分には満足できる作品だと思いますよ。

天結いキャッスルマイスター 感想

今年もやってきたエウゲーということで当然プレイ。
発売前からマイスターシリーズと言うのをエウシュリーも大々的に宣伝していて、今作はかなり力を入れてきているなというのが伝わってきており、とても楽しみにしていた一作です。
基本的には本編+アペンド1から5まで入れた状態での感想ですのでその前提でお読みください。

プレイ時間はだいたい200時間位です。あと、感想なのか攻略メモなのかよくわからないところもありますがご容赦ください。

※グアラクーナ城砦拡張パック(AP03)感想追記しました(2017/08/21)

※パーフェクトガイドブックアペンド(AP05)感想追記しました(2017/12/16)

 

戦闘システム
オーソドックスなターン制のSRPG
基本的にいい意味で神採りそのままと言う印象。ユニットが行動する前はアイテム使い放題なあたりは楽になったと思う。一撃死しなければ回復アイテムさえ潤沢に用意しておけばなんとかなる。
属性の種類が神採りより減ってシンプルになったのは近年のエウ作品と同様でこれは良いと思う。
スキルは相変わらず決死、二回行動、回避系全般が強い。
あと威圧、大楯、連撃、防御援護系、間接軽減スキルも使い易いと思います。
敵が使ってくる方は決死、反射、封印、復活、回避系、即死系が厄介。全般的に書いてある発動率以上に発動するので反射Ⅰ(発動率10%)が3連発されてあっという間にこちらのキャラが死亡というのも頻繁にあります。

 

私のプレイスタイルで使い易いと感じたユニット

何パターンかに分かれますが、回避をあげて当たらなければどうと言うことはない神採りで言う月蘭式は今回も強い。
このパターンに当てはまるのはイオルとかキスニルとか嵐燐結騎とかヴァレフォルあたりか。イオルと嵐燐は1周目の自パーティーで大活躍でした。クリティカルヒットも出易いしね。ただEXやアペンドで命中率が高いユニットが出てくると結構キツイ。

 

また重装備でガチガチに固めるのも強かったと思います。リシュとかミクシュアナはこのパターンが強い。弱点属性補強してやれば大ダメージはほぼ無いので回避重視よりも安定していると思います。総じてどのキャラも火力はちょっと劣る印象ですが。
ミクシュアナはキャラが好みだったこともあったので1周目はレイシアパール防具で固めて特に大活躍させました。

 

結騎は拠点じゃなくてもフィアの隣に直ぐに召喚出来るし、フィアの隣におけば女神援護でフィアの生存率が跳ね上がるし、集団から離れても帰還から再召喚ですぐ前線に戻せるし通常ユニットとは違う使い勝手の良さがあると思います。こちらも一周目では特に大活躍でした。

 

魔法使い系はあんまり活用出来なかったです。フィアだけは前述の通り結騎が使い易いのもありので大活躍でしたけどね。

 

アヴァロとディートヘルムの男二人はそもそも鍛梁師スキル持ちが二人しかいないので使うしかないが、防具で結構固く出来るので重装備系ユニットに近い運用が出来ました。個人的には弓で遠距離攻撃するの好きなのでディートヘルムは結構好んで使いました。

 

と、いろいろ書きましたが周回プレイになってくると最初からチートなエウシュリーちゃんやヴァレフォルが一番強いのでこの二人は別格かなと思います。対抗するにはステータスを石でアップさせるしか無いくらいに本当に強いです。

 

LVアップ時のステータス
今回はランダム。ただし同一ターン内での成長値は決まっていて何回同一ターンでセーブ&ロードしてレベル上げやってみても結果は同じ。結果が不満なら次のターン以降にレベルアップさせる必要あり。
このランダム成長システムはセーブ&ロードがひたすらに面倒なだけなので好きではなく神ラプとかでは固定値でむしろ良かったと思っていたくらいなのですが、今作に関して言うとステータスアップ系のアイテムがボスドロップ等で簡単に手に入る(特にヴァレフォルにフールティアスつけて倒せばそれだけでアイテム一気に12個入荷出来る)ので、レベルアップ時の成長度合いにはこだわり過ぎなくて良いところはいいと思いました。
まあ簡単に入荷出来すぎて直ぐにゲームバランスを崩す位の強キャラが作れてしまうのですが、好きなキャラを思う存分最強に出来るのは良いかなと思います。

 

シナリオ
序盤からアヴァロとフィアの会話が漫才のようで小気味良かったです。
明るくて前向きで時には器の大きさも見せるフィアのキャラクターが作品全体の雰囲気を良くしていて旅路を楽しいものにしていたと思います。
話を進めて行くと仲間になるキャラクター達との会話も楽しいもので、とても良かったなと思います。
アヴァロが全体的にいいツッコミ役をしていましたね。

 

シナリオとしては3章でフィアと結ばれるまでが一つの節目。フィアが唯一のメインヒロインという構成は意外でしたが、フィアは圧倒的存在感だったのでこの作りで良かったと思います。
個人的にはミクシュアナが一番好きなのですがそれでも納得できる良さがありました。

 

グッドルートの方は色々と丸く収まる申し分のない内容でした。あそこまで大物の神様が出てくるとは思わなかったですけどね。途中の章で育てるのに大変苦労したカトリトの成長が道を開く展開とか、エンディングでは禁忌の兵器が作れるようになってしまったという監視というお題目でミクシュアナがずっと居てくれるご褒美付きで大満足でした。

 

バッドルート(と言う言い方はあまり適切ではないが敢えてこう書きます)はとにかく辛い展開でした。フィアを中心に明るい活気に溢れていた城砦がガイダルによって徐々に壊されていき、絆を結ぶどころか全方面から敵意を向けられる上に起死回生の手があるとも思えないどん詰まりの流れとても辛かったです。
最終的なフィアの願いが戦女神シリーズの古神アストライアが願ったことと同じなのはなんとも物悲しい気分でした。
こう書いているとこのルートに批判的におもえるかも知れませんが悲劇的なストーリーとして十分に読み応えのある作りになっていたのでこういう話もありかなとは思っています。このルートをやった後にもう一回グッドエンド狙いでプレイするとフィアの幸せそうな有様が心に沁みます。
序盤のやりとりですらとても愛おしく思える。
後に些末な事だけどこのルートではインフルース王国の高圧的な女将校(名前は忘れました)がズタボロにやられているのでそこはちょっとスカッとしました。

 


相変わらず良い。
見た目はミクシュアナ、嵐燐結騎、ベリアルが好きです。エウシュリーちゃんもなんだかすっかり超美形になっていますね。
あとイベントCGのフィアの横乳凄い。ホクロも色気を感じる。

 

エロ
ミクシュアナとフィアと嵐燐結騎とベリアルのHシーンはお世話になりました。
とくにミクシュアナちゃん本当にありがとう。

 

EXシナリオ
即死反撃持ちのグントーノさんは結構きつかったけどそれ以外はあまり難しくなかったかなと思います。
ベリアルめちゃくちゃ可愛くないですかねとか、ベリアルが世界を滅ぼしますって宣言していてもセリカさんとか居るし厳しくないですかねえとかそんなことを思いながらプレイしていました。

 

キャラ別感想とか戦闘での使い勝手的な話
(使い勝手は私のプレイスタイルでの感想ですのでかなり個人差がある点ご了承ください)

アヴァロ
良きツッコミ役の主人公。フィアをはじめとした色々なキャラとの会話が楽しかったですね。

戦闘MAPでは鍛梁師スキルを持っているのがディートと彼だけなので探索要員としてもどうやっても重要。
戦闘そのものは防具を固めればまあまあ硬いけどクリティカルがそんなに出るわけでもないし火力不足な面があるかなと思いました。
普通に攻撃するよりも竜焔の機軸槌で即死狙ったほうが良い感じなことも多かったです。
終盤は強力スキルの決死を覚えたり、探索に便利な四属性耐性を覚えたりするので使い勝手は決して悪くないと思います。

 

フィア
唯一の正ヒロイン。
プレイ前はそんなに興味を持っていなかったのですが、
プレイしてみると直球ですごく可愛かったし、前向さや声の良さ、横乳の良さなど魅力にあふれていてフィアが正ヒロインであることに大いに納得できました。アヴァロ同様他のキャラとのやり取りも面白かったです。
あと最初はお馬鹿なところが多かった印象ですが、時折見せる神らしいスケールの大きさも魅力かなと思いました。

戦闘は結騎で周囲を固めると固くて強い。
攻撃もどちらかと言うと神聖魔法に強いユニットはあまり多くないのでそういう意味でも使い勝手良し。コスト低いのも良い。
あと女神ランクでクラスチェンジするので他のユニットよりも比較的早く二回行動を覚えてくれたので2週目途中くらいまで中軸キャラの一人でした。
その反面、油断するとすぐに落ちるので結騎ガードなど配置を考えないとかなり不安。

 

ミケユとイオル
獣人コンビ。見た目可愛らしいしマスコットキャラ的な感じで良いと思う。ふたりとも優しくて個性的だし良いと思います。
性的魅力は個人的には感じませんでしたが。

戦闘方面ではミケユは殆ど使っていませんでした。
ステータスの伸びが良いわけでもないのでメインで使うには相当愛情が必要そう。でも終盤で覚える反射、身代わり雪だるま、氷盾のⅢは強そう。
イオルはそこそこクリティカルも出るし、回避も高いし一周目では大変重宝しました。
ただし、アペンドやEXで命中が高い相手だと、回避を上げていてもかなり被弾するのでちょっと運用が厳しくなる感じ。

 

キスニル
一番最初に出会うヒロイン。とってもいい人だしTHE騎士道って感じ。体つきはとてもエッチ。
戦闘方面はイオルに近い感じかなと思いますが、先にイオルを育てていたこともありあまり使えてないです。

 

ディートヘルム
ダンディなアヴァロの師匠。この渋い感じが個人的にはとても良かった貴重な男キャラ。
ミクシュアナにお兄ちゃんって言ってもらえているのが大変羨ましかった。

戦闘はまず鍛梁師スキルを持っているのでそれだけで有能。
前述の通り、個人的に弓で遠距離攻撃するのが好きなのもあって結構愛用させてもらいました。
途中で覚える身代わりも有能だし、物理攻撃への防御は高いし使い所は十分にあると思います。
EX時点での最強武器が暗黒属性なのが今作の敵の属性から考えると結構厳しいなって思います。

 

リシュエンツェーリ
唯我独尊な領主様。明らかに彼女持ちのアヴァロに猛烈アタックを仕掛ける積極性、良かったと思います。Hシーンも鎧ほぼ着たままのパイズリとか良かったと思います。

戦闘はまさに盾と言った感じで1周目では結構活躍してくれたと思います。
ただ、2週目以降になると移動力のなさや盾の装備出来なさが響いてきてあまり使いこなせていないのが現状です。

 

ロズリーヌ
霊管理人。ジト目可愛いと思います。あとEXだとちょっと怖いです(笑)。

戦闘は無属性魔法使えるので便利そうだけどあんまり使ってないです。
でもお供の霊虚さんの探索能力が素晴らしいのでそちらは重宝しました。

 

ミクシュアナ(とてもかわいい)
超ウルトラ可愛い天使様。プレイ前からイチオシでしたが期待通りの可愛さでした。
3章の「ふう、緊張した」したからすでにとてもかわいい予感が漂っていましたし、6章での対峙時のボヤキも可愛かったし、
仲間になってからのコミュニケーションで悩んで迷走するやり取りもとても可愛かったし最高だなと思いました。
イベントCGも本を読んでいるCGのエンジェルスマイル可愛すぎだし、
そもそも普段の立ち絵も可愛さと色気が見事に同居している理想的容姿だし本当に申し分なかった。大胆だけど清楚さも残している素敵な衣装から覗かせる太ももとお腹が大変セクシー。
強いて言うならHシーンの鎧着衣分がもっと多かったら良いなとか、パイズリとかフェラも欲しかったよねとか、他のキャラより挿入分ちょっと少なくないですかねとか色々欲望は尽きないのですがこれもミクシュアナの魅力ゆえかなと思います。
できれば今後のアペンドでこれらの願望が満たされることを切に願います。

戦闘は1週目ではレイシアパールシリーズで武装するととても硬かったし、物理・魔法攻撃ともに中々優秀だったので大活躍してくれました。
2週目以降は「このゲームステータスアップする石結構ドロップするし遠慮なく使って良いのではなかろうか」ということに気がついてステータスをHP以外カンストさせたのでまさに最強でした。
クリティカルが出やすいキャラではないはずですが運が100越えていると流石に面白いようにクリティカル出ます。
まあ、運が高い相手にはあまり出ないし、さすがにヴァレフォル程は出ないですけどね。
でも安定感あるのでやっぱり私のパーティーではエースだと思います。そもそも好きなキャラなのでどんどん使いたくなっちゃいます。あと征炎もうまく使えば地味に攻略の役に立ちますね。

 

カトリト
ちゃんとレベル上げないとまともなイベントは起こらないので育てた分愛着があるキャラ。
思春期版は素直に可愛いし竜化すれば格好良い。
最初は超が付くほど塞ぎ込んで臆病なところからスタートして最終的には凄く成長したなって思えます。でもエロシーンのイラストはなんとなく響かなかった。

戦闘は最初の頃は本当に弱くてレベルを上げるのに苦労しました。
変身できるようになってからはなんとか使えるようになったかなと思います。
個人的には竜化が格好良いので好んで使ってLV99にしました。威圧あるし連撃でまあまあダメージ入るし移動力高いし凄く強いとは言わないけど運用出来る。
でもスキル枠を1つ必ず「元に戻る」で取られてしまうのは結構痛い。

 

エウシュリーちゃん
お馴染みの周回専用マスコットキャラ。キャラ付けはいつも通りでした。今回は4人揃わなくて少し寂しい。
戦闘能力は今作でも凄まじくて間違いなく最強キャラの一角だと思います。
元々のステータスが高い上にLVアップでのステータスの伸びも大変良いし防具は重装備装着可能だし、武器も無属性が最強武器で相手を選ばないし、超射程砲撃も便利だし、移動力も高いし、クリティカルも結構出るし完璧な強さです。

 

リリィ
予約特典ディスクキャラ。姫狩りから参戦。エウシュリーソーシャルゲームが出たのも絡んでいるのだろうけど相変わらず人気なのね―って思いました。
戦闘能力は最初こそ低いけどステータスの伸びはLV1段階からマルウェンの首輪装備できるから結果として高いし、色々な武器を装備できるから相当強い。
移動力低めなのがネックだけどスキルは四属性耐性や転移、解錠などマップを歩くのに便利なものや吸収や復活など戦闘でも使えるものから色々取り揃えているので十分使いやすいと思います。

 

ヴァレフォル
予約特典ディスクキャラ。戦女神シリーズからの参戦。リリィとはいいコンビしていたなって思います。
戦闘能力はとても強くてエウシュリーちゃんと並ぶ最強の一角だと思います。
LVアップでのステータスの伸びも大変良いし、物理攻撃、魔法攻撃ともに上限値高めで使いやすい。
決定的に強いのはクリティカルのでやすさで、もともと運が高めなのに加えて最強武器の天結の盗剣の痛打値が50というとんでもない数値で、すべての攻撃がクリティカルというのも珍しくない。一回もクリティカルが出ないケースは珍しいくらい。
さらに武器が無属性なので相手を選ばずに他のキャラが及ばない爆発的な火力を出すことが可能。

その他にも移動力もNo1だし、回避や敏捷も高いし、スキルも魔神特性強いし
お宝回収でアイテムドロップ数が2倍になるからステータスアップする石も乱獲できるし
盗賊スキルでアイテム回収もしやすいし、魔法も闇属性だから相手は選ぶけど威力は高いし完全なチートキャラ。
強いて言うならエウシュリーちゃんとかに比べると防御低めでたまにあっさり沈むときもあるけど、
それを補って余りある能力なので普通に育てていればどのパーティーでも大活躍だと思います。

 

華燐結騎
なぜ男の子なのか・・・。
戦力的には硬そうに見えて序盤は結構撃沈しますが、訓練で決死を覚えればまあまあ使えるかなと言ったところ。
結騎全般に言えることですが装備が変更できずマルウェンの首輪が装備できないのと、防具で二回行動をセットできないから
スキル枠で二回行動をセットすることで枠が潰されるのがキツイですね。

 

嵐燐結騎
結騎の紅一点。めちゃくちゃかわいい。飄々として掴み所がないけどエッチは積極的に搾り取ってくる感じとても良かったと思います。
個人的にはミクシュアナとフィアに次ぐくらいに好きです。

戦闘は1週目では優先的に訓練をさせたこともあってかなり活躍してくれました。
高い魔法攻撃値の風属性攻撃を遠距離からできるのが便利だし、吸収や魔術結界があるから相手と遠距離攻撃の打ち合いになっても沈まずに生き残れる率も高いし中々に有能なユニットだと思います。

 

流燐結騎
結騎界きってのイケメン。完全にイケメン。
戦闘は強いのかなって期待していたのですがなんかバンバン沈むので使いにくい印象です。イケメンなのだしもっと頑張って欲しい。

 

溶燐結騎
唯一、章のボス役をやった結騎さん。どうみても脳筋
戦闘はHP高めで威圧もあるしまあまあの生存率かなって思います。ものすごく強いかって言われたら微妙ですが十分使えるレベル。

 

霊虚ニ舞イ人ノ傀 と愛ヲ模リ咲ヒメル傀
霊虚さんには探索で大変お世話になりました。あと石ドロップ両者ともありがとうございます。
戦闘で役に立つかというと私には無理でした・・・。

 

フォルネウスとベリアル
EXのボスたち。ベリアルが容姿的にとっても可愛かったです。でも足コキがフィニッシュ無しで終わったのはいただけないと思う。
お姫様抱っこっぽい体位でのエッチは良かったですけどね。

戦闘方面は魔神だけあってレベルを上げてみると凄い伸び率で驚きます。
多分一番高いのではないかと思いますが最初から高レベルなので伸び代は少なめ。
属性が炎と氷ではっきりしているのでどちらもどの戦場でも使えるかというと微妙かなあと言ったところなのと加入時期が遅すぎて活躍する場のなさが悲しい。
ベリアルの魅惑の神気はうまく使えば敵を完全に封殺出来るので面白いスキルだなと思いました(下手すると味方もフリーズですが・・・)

 

ガイダル

どこかで聞き覚えのあるお声・・・。

バッドルートではとても忌むべき存在になるわけですが、行動には一貫性が合って良い悪役をしていたと思います。インパクトの強いキャラでしたね。

 

まとめ
マイスターシリーズの名に恥じない面白い作品だったと思います。夢中になってプレイできました。
できれば今後もアペンドを出して貰ってもっともっと楽しませてほしいですね。
個人的には最近のエウシュリーのゲームは今作に限らずまた面白さが戻ってきていると感じているのでアペンドもですが次の新作にも期待大です。

 

グアラクーナ城砦拡張パック(AP03)感想追記(2017/08/21)
結騎編とホクロの妖精編の追加シナリオといくつかの追加要素で出来ています。

追加シナリオはどちらもメタ発言が多くて笑えました。ただ、こういうのが嫌いな人も少なからずいると思うのでそういう人にはきついかもしれないですね(私は特に抵抗ないので楽しめましたが)
結騎編は結騎同士の会話が面白かったし嵐燐結騎のHシーンもあったし大変満足でした。
ホクロ編は結構キャラが壊れ気味だったりしても大丈夫な人は素直に笑えるのではと思います。神採りやってない場合には何のことだかって感じになるかもしれないですが。といってもフィアがかわいいのでフィア大好きな人には響く可能性高し。
個人的には結騎編の方が好きです。

 

追加要素の斡旋施設はいちいち捕獲するの面倒って思ってた人にはお金高いけど朗報。実際、アペンドで追加された訓練枠のいくつかは斡旋で済ませました。

 

結騎の訓練項目が増えたり専用の強化アイテムが増えたのは嬉しい(特に移動プラス1が)けど結騎が周回プレイでイマイチ使いにくいのは装備が変更出来ない→二回行動でスキル枠を確実に1つ埋められてしまうところなのでスキルが増えてもあまり嬉しく無いというのが正直なところ。

そんな訳で間接軽減や溶燐の決死みたいな最強クラスのスキル追加は嬉しいけど今回の補強で一線級になれるかと言うととても微妙。まあ1周目プレイや今回のアペンドマップ対策としては有効だと思います。

追加の武器防具は基本お遊び色が強いのでEXクリアしている人には有用性低いけど、そこそこ強いのもあるので使い道はありそう。ミクシュアナの無限槍あたりは普通に強いと思う。いやらしい棒も嵐燐結騎みたいに回復しながら戦えるのでこれも悪くなさそう。

 

次に追加ダンジョンの難度は結騎のはなかなか高難度でした。

結騎全然鍛えてない人や嵐燐しか育ててないって人がクリアするのはかなり厳しいと思います。

ホクロ編はフィア育ててればさほど難しく無いと思います。加えて、結騎が育ててあればより簡単。今回は結騎ダンジョンも込みで、結騎育ててるかが問われる感じですね。

 

制限ありダンジョンは人によっては難しく感じるのでしょうが使用出来るキャラに制限は無いので強キャラゴリ押しで行けるのでとても楽でした。ほぼミクシュアナ、エウシュリーちゃん、ヴァレフォルの3人で圧倒出来ました。

 

BugBug 2017年12月号 のアペンド(AP4)
お酒造りします。ユエラのアペンド同様メタ発言多め。
追加マップについて
サンバグの葡萄宮
二回行動してくるしある程度強くないと攻略は厳しそうですが、使用出来るキャラに制限は無いので強キャラゴリ押しで十分に行ける。
後は敵ユニットごとに弱点と強い点がはっきりしているので、属性や遠距離近距離など各敵にあった味方をぶつけていけば楽だと思います。
なおマップに登場している3つの!マークは素材集めて酒を3種作らないとイベント発生しないので初探索時は攻略完了は無理です。

葡萄宮の嘆刑殿
マップは広くないが敵が沢山。転移でしか入れないエリアにも魔物の渦が配置してあるので注意。
敵の構成はサンバグの葡萄宮と同じ+ボスが居るだけなのでサンバグの葡萄宮と同じように戦っていけばいけると思います。

 

 パーフェクトガイドブックのアペンド(AP5)

3シナリオ4マップが追加されています。(本の帯には5つの迷宮って書いてあるけど4つだと思います)

 

1つ目2つ目のマップは闇属性とか本編Bルートっぽい敵キャラがたくさん出てくる感じです。

結構攻撃力が高い印象ですが、使用できるユニットに制限はないので弱点突いて攻撃していけばそんなに難しくないかな。

 

3つ目はロズリーヌイベ用マップ。2ターンほどユニット配置不可で防衛設備だけで頑張らないとダメ。と言ってもイベント専用で設備が配備できるので設備を作っていなくても大丈夫。適当に配置して2ターンを凌げば、3ターン目からユニット配置できるようになるので一気に反撃しましょう。嵐燐結騎の攻撃(風)が有効になる敵が多いので大活躍でした。

あとロズリーヌのは位置が必須なわけではないので育てて無くても安心。

 

4つ目はミクシュアナイベ用マップ。

敵ユニットが天使キャラだらけなので攻撃は痛くないが、天結の神槍しかいい武器がないとせっかくのミクシュアナイベなのに活躍できなさそう。

私は無限槍とかいやらしい棒も駆使して活躍させてあげました。

このマップも嵐燐結騎の攻撃(風)が有効になる敵が多かったです。敵ユニットは間接無効の大天使ラヴナスがちょっと強いかなという程度なのであまり苦戦はしないと思います。ただ反射で事故死には気をつけましょう。

 

個人的にはミクシュアナがとても好きなので今回のアペンドでのHシーンについては大満足。

特に本番側のCGはスカート(という言い方は適切じゃなさそうだけど、要するに下半身の服の部分)は脱いでないし、構図がとても良くて本編とこれまでのアペンド含めて一番満足したHCGでした。フェラの方もとても良い。あとHシーンに入るまでの導入の会話もかわいくてとても良かった。ミクシュアナの追加エロを用意してくれて本当にありがとうという気持ちでいっぱいです。

 

ということでとても感謝はしているのですが、ただ全体のボリュームとしてはパーフェクトブックについて来たアペンドにしては少ないかなあという印象。

他のエウ作品のFDのアペンドは結構ボリュームがあるので4マップしか無いのはかなり寂しい。マップ数でいったらアペンド3より少ないですしね。

 

また追加でアペンド出るようだったらどんどんプレイしようと思います。と言っても今後の追加でミクシュアナのHのさらなる追加は流石に難しいか・・・。

 

 

 

ハロー・レディ! -New Division- 感想

本編面白かったのでそのまま勢いで購入。

 

#美鳥ルート
本編だと途中で強制退場だった美鳥さんのルート。
本編と同じようにスクールで過ごす訳にはいかないから序盤からピンチが続いて気が抜けない展開でした。
美鳥も十分に気高い感じがあって、その魅力を十分に感じられたなと思います。
内容的には盛り上がりましたが、本編で朔ルートやった直後にプレイしているのでそこと比べちゃうとまあって感じはありますが。

菱吾

途中までは朔ルートをベースにしつつスクールへ突入するあたりから分岐する展開(朔ルートをそのまま展開して行ったら途中で詰むのではと要らない心配をしてしまった)
内容的には菱吾の内面が深掘りできてたし活躍もしてたし黒船を二人で協力して倒す展開も良かったし大変満足。
改めて見ると黒船本当に強すぎますね。
 
本編でこういう流れも見たかったという展開が補完されている感じで良かったなと思います。

 

ハロー・レディ! 感想

ツイッターで紹介されて面白そうだったからやってみました。

結論としては大変楽しめました。以下、ルート別感想。

 

#空子ルート
エトワール女子5人の中では序盤から最も主人公に好意的に接してくるヒロイン。
単にそういう性格なのかなと思いましたが、主人公は浅からぬ因縁があってなかなかに重要な位置付のキャラでした。
もうちょっと軽い流れになるのかなとイメージしてましたが。

トーリー的には復讐と今の空子との幸せのどちらを選ぶかみたいな葛藤があるかと思いましたが、多少の申し訳無さは主人公も感じているものの復讐に迷わず舵を切っていて3/4程復讐を終えたところで普通の幸せを掴むということで終わってみればなるほどこういう結末かという感じでした。
でも、どういう終わり方をするか、そして空子がどういう選択をするのか中々読めない展開が面白かったです。

#珠緒ルート
一番目に見える形で壁と作っていたキャラですが、個別で告白されてからはかなり乙女っぽさも出てきたりするし、さらにエッチしてからデレデレな面が見れるのが可愛い。もともとの荒っぽい感じも魅力でしたけどね。
シナリオは珠緒の真っ直ぐさが凄く眩しかった。
最後の夜会での「俺みたいになってどうするんだよ!お前はもっとカッコつけて、真っ当なことしろよ!!」のフレーズが凄く響いた。

#エルルート
カンの鈍い私としては黒幕が朔なのに驚きました。
エルのハローも予想ついてなかったし、途中でエルと対峙する展開も読めていなかったので、
この先どうなるんだってドキドキしながら読み進められる緊張感のあるストーリーだったと思います。
あとラストシーンのエルの泣き声が凄く強烈で印象に残りました。
キャラとしてはエルは面白い言動や何を考えているのか読めないタイプで見ていて面白かったです。
ルートロックされているだけ合ってシナリオ的には空子や珠緒より良かったなと思います。

#朔ルート
素晴らしい内容だったと思います。せっかくなので細かく感想を書いていきます。

以降通常よりネタバレ注意です。
・個別入りから空子失踪まで
普通に恋愛ものしてた印象。
ハロー発動してないとはいえエルルートであれだけ圧倒的だった朔があっさりピンチになるあたりのギャップが面白かったり普通の人間味みたいなものが垣間見れて親近感頑張った湧いたと思います。

・空子戦から時乃戦まで
基本的に朔無双。
エルルートで見た降魔(オンスロート)版朔で凄さは充分分かっていたつもりでも改めて能力の説明聞くと凄すぎるなあと。
クリアしたあとだとこの時点での能力すら完成形ではないのが分かるわけですが・・・。
降魔化もこの時点で空子と一時的に朔にも発生するしまさにこれまでのルートの内容を踏まえた集大成になりそうな期待感がありました。主人公の復讐劇が綺麗に完成するのかも気になるところでした。

・時乃戦
スクールの真の目的や暗部などが明かされて行く展開。まあ大筋は他キャラのルートで分かっていたところでもあるので、朔がそれをどう受け止めて、主人公の復讐劇に対してどういう対応をとるのかにドキドキしながら読みました。
戦闘自体は割とあっさりでしたが緊迫感はあったと思います。
主人公のハローがここで初めて明かされたのもおおって思うところでしたね。
とは言え、朔とかの方がすごかったのでチート感は然程でも無かったですが・・・。

・黒船戦
これが最終戦でもおかしくないくらい熱い戦いでした。
最後まで初志を貫徹する主人公も格好良かったし、自分の信念をつらぬき通し続けた黒船も素晴らしい仇役でした。あんなに黒船が強かったのも意外だし、御門に仇をなすに至った経緯なども説明がなされていてとても魅力あるキャラに仕上がっていたと思います。

・瑠璃戦
まさかの生きていた妹はとんでもない強さでした。
ヒロイン4人と同時に戦ったらそれぞれチートだし(特に珠緒以外の3人はサシでも勝てないでしょって思っていたら)それを凌駕する強さで驚きでした。
ここは戦闘以外では降魔化のメカニズムなども明らかになり、エルルートでも見られた朔の降魔化により一層なるほどと思える設定が補強されたなと思いました。
それぞれのキャラに見どころがあったのですがだいたい以下のような感想です。
朔:全てを知った上でそれを克服してさらなる高みに上り詰めていく様はまさにノーブルの極みで本当に眩しいキャラでした。さすがこのルートのヒロインだけあって最後に大活躍でしたね。
珠緒:身体能力をハローで上げてもどうにもならないレベルの瑠璃相手でもよく食らいついていたなという印象。正直死なないかハラハラでしたけどね・・・。
空子:能力消えたと思ったけどまさかの再発動。途中でもう一人の空子が出てきてしびれました。
エル:朔の能力覚醒させるのに大活躍。よくやってたと思います。
主人公:ココでも格好良かったです。黒船の技で一矢報いた所は胸熱でした。
鍵石君:しょうもないモブキャラかと思ったらまさかの意地を見せてしびれました。
大義:そんなに目立ったわけじゃないけど最後まで裏切らないいい友人だったんだなあと。
瑠璃:声優さんの名演で声がすごく冷たい感じで凄みがありました。

・まとめ
最終ルートだけ合って本当に読み応えもあり熱いシナリオだったと思います。時乃戦辺りからは続きが気になって最後まで一気に読み切ってしまいました。クリア後の満足感凄かったです。